2023/1/29
本を読むきっかけになったこと。
気になっていたことに関連する本を探し読む
直面していることに関した本を読む
読んでいる本から芋蔓式に読む
受賞作を探して読む
書店でたまたま手に取って読む
タイトルが気になって読む
表紙が気に入って読む
原作を探して読む
友人が読んでいる本が気になって読む
友人に勧められて読む
両親に勧められて読む
書評を見て読みたくなり読む
一度は読んでおきたい古典作品を読む
「たまたま手に取って読む」が一番にきそうなものだが、私に取って読むきっかけとなった第一の事由は、「気になっていたことがあったから本を探して読んだ」ことだった。それまでは本を読む習慣がなかったからだと思う。ある日突然本を読みたくなり、それまで気になっていたことを解決するために、本を探した。・・・気になっていることを解決するために本を探し、読み始めることで、必然的に本を読むようになったというのが真相だろう。
実際に読んだ本を当てはめる。
気になっていた
本多勝一「ニューギニア高知人」:教科書で見て気になった
星新一「ボッコちゃん」:現国の授業で教えてもらった
司馬遼太郎「竜馬がゆく」:竜馬に興味があった
吉川英治「宮本武蔵」:武蔵に興味があった
太宰治「人間失格」:太宰治が気になった
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」:宮沢賢治が気になった
安能務訳「封神演義」:漫画で見て気になった
石原慎太郎「おおい雲」:作者のことが気になった
山路忠彦「風紋の谷」:叔父の書いた本
宮本武蔵「五輪書」:武蔵に興味があった
山岡荘八「徳川家康」:家康に興味があった
隆慶一郎「死ぬことと見つけたり」:隆慶一郎の本を読みたかった
村上春樹「ノルウェイの森」:村上春樹が気になった
村上龍「コイン・ロッカー・ベイビーズ」:村上龍が気になった
吉本バナナ「TUGUMI」:映画を見て興味があった
現在直面していることに関連した本
新田次郎「孤高の人」:山に登り始めたから
五味康祐「五味康祐 オーディオ遍歴」 :オーディオがらみで
旦部幸博「コーヒーの科学」:珈琲を探求し始めて
重松清「コーヒーもう一杯」:珈琲を探求し始めて
高村光太郎「珈琲店より」:珈琲を探求し始めて
寺田寅彦「コーヒー哲学序説」:珈琲を探求し始めて
斎藤茂吉「カフェ・ミネルワ」:珈琲を探求し始めて
佐藤進一「花押を読む」:自分の花押を作りたくて
川島良彰「コーヒー・ハンター」:珈琲を探求し始めて
奥山義八郎「日本の珈琲」 :珈琲を探求し始めて
読んでいる本から芋蔓式に
筒井康隆「時をかける少女」:星新一から
眉村卓「燃える傾斜」:筒井康隆から
半村良「妖星伝」:眉村卓から
平井和正「ウルフガイ」:眉村卓から
小松左京「復活の日」:星新一から
矢野徹「カムイの剣」:星新一から
山田風太郎「伊賀忍法帖」:矢野徹から
夢枕獏「陰陽師」:矢野徹から
大藪春彦「野獣死すべし」:平井和正から
ロバート・T・バッカー「恐竜レッドの生き方」:恐竜の本から
デイヴィッド・M・ラウプ「ネメシス騒動」:ロバート・T・バッカーから
ジョン・ノーブル・ウィルフォード「恐竜の謎」:ロバート・T・バッカーから
ジョン・R.ホーナー「子育て恐竜マイア発掘記」:ロバート・T・バッカーから
R・マクニール・アレクサンダー「恐竜の力学」:ロバート・T・バッカーから
手塚治虫「恐竜はネメシスを見たか」:ロバート・T・バッカーから
春山茂雄「脳内革命」:船井幸雄から
グラハム・ハンコック「大地の神々の指紋」:船井幸雄から
マルロ・モーガン「ミュータント・メッセージ」:船井幸雄から
青山圭秀「アガスティアの葉」:船井幸雄から
フォレスト・カーター「リトル・トリー」:船井幸雄から
ナンシー・ウッド「今日は死ぬのにもってこいの日」:船井幸雄から
ジョン・コールマン「300人委員会」:船井幸雄から
ニール・ドナルド・ウォルシュ「神との対話」:船井幸雄から
七田眞「超右脳革命」:船井幸雄から
高木善之「地球大予測」:船井幸雄から
船井幸雄「百匹目の猿」:船井幸雄から
フランク・ローズ「エデンの西」:仕事絡み
ジョン・スカリー「スカリー」:仕事絡み
ビル・ゲイツ「ビル・ゲイツ未来を語る」:仕事絡み
トレイシー・キダー「超マシン誕生」:仕事絡み
ジム・カールトン「アップル」:仕事絡み
斎藤由多加「マッキントッシュ伝説」:仕事絡み
坂村健「TRONを創る」:仕事絡み
相田洋, 敦, 大墻「新・電子立国」:仕事絡み
受賞作を探して
ハーラン・エリスン「世界の中心で愛を叫んだけもの」 :ヒューゴー賞
グレッグ・ベア「ブラッド・ミュージック」 :ネビュラ賞、ヒューゴー賞
ウイリアム・ギブスン「ニューロマンサー」 :ネビュラ賞、フィリップ・K・ディック賞、ヒューゴー賞、ディトマー賞
ラリー・ニーヴン「リングワールド」 :ネビュラ賞、ヒューゴー賞
ディヴィッド・ブリン「プラクティス・エフェクト」:ヒューゴー賞、ローカス賞、ジョン・W・キャンベル記念賞、ネビュラ賞
ルーディ・ラッカー「ソフトウエア」 :フィリップK.ディック賞
スパイダー&ジーン・ロビンスン「スターダンス」 :ネビュラ賞、ヒューゴー賞
ロジャー・ゼラズニイ「光の王」 :ヒューゴー賞
ジョン・ヴァーリイ「ブルー・シャンペン」 :ヒューゴー賞
ジョー・ホールドマン「終わりなき戦い」 :ヒューゴー賞、ローカス賞、ネビュラ賞
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「愛はさだめ」 :ヒューゴー賞
アン・マキャフリイ「竜の戦士」 :ネビュラ賞、ヒューゴー賞
シオドア・スタージョン「人間以上」 :国際ファンタジー賞
マイク・レズニック「キリンヤガ」 :ヒューゴー賞・ローカス賞・SFクロニクル賞・SFマガジン読者賞・ホーマー賞など15賞受賞
又吉直樹「火花」 :芥川賞
書店でたまたま手に取って
タイトルが気になって
表紙が気にいって
原作を探して
友人が読んでいる本が気になって
五木寛之「青春の門」:中学時代の友人N君
井上ひさし「吉里吉里人」:高校時代の友人I君
筒井康隆「俗物図鑑」:高校時代の友人I君
安倍公房「箱男」:高校時代の友人E君
北杜夫「楡家の人びと」:高校時代の友人I君
恩田陸「蜜蜂と遠雷」:社会人時代の友人Hさん
磯田道史「無私の日本人」:社会人時代の友人Hさん
友人に勧められて
柴田翔「されど我らが日々」:大学時代の先輩Yさん
三島由紀夫「豊饒の海」:大学時代の先輩Tさん
栗本薫「グインサーガ」:大学時代の友人君
オーソン・スコット・カード「エンダーのゲーム」:社会人時代の友人H君
ミヒャエル・エンデ「モモ」:社会人時代の友人W君
有川浩「海の底」:社会人時代の先輩Oさん
両親に勧められて
書評を見て読みたくなり
一度は読んでおきたいと思っていた
本を読むきっかけは様々で、一つとは限らない。他にも、画集や写真集、資料的な書籍、さまざまな雑誌などと出会って、色々なことを知り、色々なことを思ってきた。
ここに列挙した本は書架に残っているか日記に綴られた本だ。日記にも綴られず失った本は記憶も定かではなく、思い出すことができない。もっとたくさんの本に出会ったはずだが、思い出すことができないということは、出会っていなかったのと同じなのかな。
「R.O.D(Read Or Die)」という漫画がある。主人公たちは本が大好きで、とにかく紙に書かれた文字をこよなく愛している。その偏愛ぶりがおかしい。十分に自分に当てはまってしまう気がする。
デジタル書籍に移行しているけれど、今までに読んだ本が壁一面では収まりきれない。紙の集合体としての本の魅力は歴然として存在している。「喫茶店のような所で暮らしたい」という思いで我が家の喫茶店化計画発動したように。我が家の本屋さん化計画も発動しよう。とりあえず壁一面を本棚するのはどうだろう。
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