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Napple
6 時間前
読了時間: 2分
私小説
カホン
2025/2/17 音に満ちた街がある。朝は鳥のさえずりと風のざわめき、昼は市場の喧騒と靴音、夜は遠くの波の響きと、灯りがともる音さえ聞こえる。時間の流れは曖昧で、音が記憶を刻む場所。 ◆ 少年は名前を忘れていた。言葉も失い、何も話せなかった。...
Napple
12 時間前
読了時間: 3分
私小説
音階
2025/2/21 乾いた風が吹き抜ける広大な大地。そこには「音の民」と呼ばれる人々が住んでいた。彼らは言葉を多く持たず、音で会話をし、音で物語を紡ぐ。言葉を持たないわけではないが、重要なことは言葉よりも「音」で伝えるのが彼らの文化だった。...
Napple
13 時間前
読了時間: 3分
私小説
音の在りか
2025/2/21 記号にならない音 少年は、音楽が好きだった。でも、楽譜は読めなかった。音符を目で追い、「ド」から数え、やっとのことで「ソ」とか「ラ」とかを導き出す。そして、その音がギターのどのフレットに対応するかを確認し、指を置く。音を出しながら、少しずつ運指を覚えて...
Napple
13 時間前
読了時間: 5分
私小説
量子コンピュータ3
2025/2/21 マヨラナの夢 黒い雲が低く垂れこめる街の片隅に、「1.9Lの魔法びん」はひっそりと佇んでいた。ドアを開けると、柱時計の秒針が静かに時を刻み、カウンター越しにマスターがこちらを見ていた。 「久しぶりだな」 「ええ」...
Napple
13 時間前
読了時間: 3分
私小説
量子コンピューター2
2025/2/21 静かな雨の降る午後、喫茶店「1.9Lの魔法びん」には、低く響く柱時計の音とコーヒーの香りが満ちていた。窓際の席では、陽翔(はると)と彩音(あやね)が向かい合い、それぞれ手元のカップを見つめていた。 「結局さ、量子コンピュータってどこまで進んでるんだろう...
Napple
5 日前
読了時間: 4分
私小説
量子コンピューター
2025/2/16 白熱電球の灯る店内に、いつもの顔ぶれが集まっていた。夜の冷え込みが増す中、みんなそれぞれに珈琲を前にしている。カウンターでは、マスターが静かにネルドリップをしていた。窓際の席では、律人がスマホを眺めながら「光量子コンピューター」のニュースを読んでいる。...
Napple
6 日前
読了時間: 4分
私小説
悪魔エンジン
2025/2/16 喫茶店 「1.9Lの魔法びん」のマスターは、カウンターの向こうで静かに珈琲を淹れていた。店内には古びた柱時計の針が刻む音と、白熱電球の淡い光が揺れている。 「読んだか?」 と、マスターが言った。 カウンター席に座る俺は、手元のスマートフォンの画面を...
Napple
6 日前
読了時間: 3分
私小説
ダークマター
2025/2/16 「お待たせしました。」 マスターがカウンター越しにコーヒーカップを差し出す。 カップの内側に、揺れる琥珀色の液体。 喫茶店「1.9Lの魔法びん」 の片隅で、彩音(あやね)は新聞をめくっていた。 一面に載っていたのは、ダークマターに関する最新の研究成果。...
Napple
7 日前
読了時間: 4分
私小説
光子箱
2025/2/17 魔法びんの夜 喫茶店「1.9Lの魔法びん」の片隅で、無口な男が一冊の古びたノートを開いていた。カウンター越しにマスターが珈琲を淹れながら、ちらりとそのページをのぞく。 「おや、また難しそうな話だね」...
Napple
2月14日
読了時間: 3分
私小説
黎明
2025/2/16 喫茶店「1.9Lの魔法びん」の扉を開けると、微かにコーヒーの香りが漂った。店内には古びた柱時計が静かに時を刻み、窓辺にはドライフラワーが揺れている。陽翔(はると)はカウンター席に腰を下ろし、新聞をめくった。 「量子コンピュータ『黎明』、理研に設置」...
Napple
2月14日
読了時間: 2分
私小説
AIに使われる男
2025/2/15 プロローグ ある雨の日、「1.9Lの魔法びん」にスーツ姿の男が訪れた。最新のAIアシスタントを駆使し、仕事も生活もすべて「最適化」されているらしい。 彼はスマホを取り出し、AIに「おすすめのカフェドリンク」を尋ねる。そしてメニュー表も見ずに「本日の最...
Napple
2月11日
読了時間: 4分
私小説
宇宙のルール
2025/2/11 「おかしいじゃないか」 蒼真は空を仰ぎ、呟いた。天文台の巨大な望遠鏡の下で、彼の心はざわめいていた。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の新たな観測データが公表された。宇宙の膨張速度が、時間によって変化している。幼い宇宙と、今の宇宙とで「ルール」が違う。そん...
Napple
2月9日
読了時間: 3分
私小説
バレンタインデー
2025/2/14 「ねえ、バレンタインっていつからあるの?」 孫の律人が、テレビを見ながら何気なく聞いてきた。私はソファに座ったまま、昔のことを思い出す。 「おじいちゃんが子どもの頃は、そんなに一般的じゃなかったな。中学生のときに初めて知ったくらいだ」...
Napple
2月9日
読了時間: 3分
私小説
何とかの日
2025/2/9 商店街の和菓子屋「林檎堂」は、今日も賑わっている。店先には「節分限定・福豆大福」「恵方巻ロールケーキ」と書かれた札が立てられ、恵方巻ならぬロールケーキを手に取る客が楽しげに選んでいた。 店主の蒼真(そうま)は、季節ごとの行事に合わせた和菓子を作るのが何...
Napple
2月2日
読了時間: 3分
私小説
節分
2025/2/2 幼い頃から我が家の節分は、夕食を食べてから、無病息災を祈って、家族全員で豆をまき、年に一つ足した数の豆を食べた。その習慣は、一人暮らしをするようになっても、何となく続いていた。 恵方巻きを食べるようになったのは、いつ頃からだっただろう。大学時代、友人が...
Napple
1月30日
読了時間: 2分
駄文
奏でる
2025/1/30 楽器を演奏したい。できることなら自分の気持ちを奏でたいと思う。色々な楽器を試したけれど、どの楽器もままならない。だから、最近はこう思っている。なんとか音を出すことさえできれば、それでいい。ピープー鳴らしながら、感情のままに音を紡ぎたい。...
Napple
1月30日
読了時間: 2分
駄文
アプリ
2025/1/30 演奏したり、絵を描いたり、書き物をするとき、今や携帯デバイスやコンピューターのアプリ( application software )が欠かせない。 音楽 iKaossilator:プリセットでいろいろなリズムが楽しめる、手のひらシンセ的アプリ...
Napple
1月28日
読了時間: 3分
私小説
煙突
2025/1/28 我が家はログハウス。住宅地に建っている。可愛いブリキの煙突がにょっきり生えている。薪ストーブ用に作られたものだが、最近では薪を炊くこともなく、ただのオブジェになっている。けれど、時々その煙突から奇妙な音が聞こえることがある。「コソコソ」「ゴソゴソ」…小...
Napple
1月28日
読了時間: 3分
駄文
ゲーム
2025/1/28 私にとってゲームとは 1.どのように出会ったか? 初めて出会ったゲームはなんだったろう? 幼い頃、親族会で父たちが麻雀を楽しむのを横目に見ながら、子供たちはトランプで遊んでいた。きっとそれが最初のゲームだったのだろう。学校に上がり友達ができると、メンコ...
Napple
1月28日
読了時間: 2分
駄文
花粉の飛ぶ頃
2025/1/28 花粉症に苦しむ同僚を笑ったことがありました。くしゃみを繰り返し、鼻を真っ赤にしている姿がどうにも滑稽に思えたのです。それがいけなかったのでしょう。その翌年、私自身が花粉症になりました。人を笑うものではありません。以後、春になるたびに私は花粉に悩まされる...
Napple
1月28日
読了時間: 4分
私小説
ギター
2025/1/28 少年だったあの日、エレキギターというものに初めて出会ったとき、胸の奥で小さな火が灯った。テレビの中のスターがジャカジャカと弾くその姿に、憧れが渦を巻く。「これだ、俺もこれがほしい」と思った。けれど、手に入れる術などどこにもなかった。...
Napple
1月27日
読了時間: 3分
私小説
器
2025/1/27 棚に並んだ器たちの中に、それはいた。小振りの小鉢。すっきりとした丸みを帯びた形と、光を受けて淡い虹色に輝く縁が特徴的だった。彼女――小鉢は、器は、割れるために生まれる。どんなに丁寧に扱われても、いつか訪れるその日を避けることはできない。それが彼女たちの...
Napple
1月26日
読了時間: 4分
私小説
遠くて近い
2025/1/26 喫茶店「1.9Lの魔法びん」は、不思議と人の心を映し出す場所だった。そこに集うのは、先輩、後輩、そして同期。彼らの間に流れる感情は、それぞれ違うけれど、どこかでつながっていた。 第一章:先輩の視点 律人(りつと)はこの店で長い時間を過ごしてきた。マス...
Napple
1月22日
読了時間: 5分
駄文
音楽
2025/1/22 最近の雑観 最近音楽を聞かない時間が増えた。散歩の時、昼寝の時、就寝前。以前は必ず音楽をかけていた。耳鳴りが気になり出したこともあり、散歩時のイヤホンをしばらくやめたところ、時を同じくしてベッドサイドのデバイスが使えなくなったため就寝時の音楽も聞かなく...
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