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執筆者の写真Napple

ジーン・ロッデンベリー

更新日:5月23日

2023/2/17


ジーン・ロッデンベリーとの出会いは「宇宙大作戦シリーズ」だった。

私が出会った宇宙大作戦の作品。

  1. 1983年 新たなる航海 サンドラ・マーシャク、マーナ・カルブレス編

  2. 1980年 スタートレック ジーン・ロッデンベリイ著

  3. 1982年 スタートレック2 カーンの逆襲 ヴォンダ・マッキンタイア著

  4. 1984年 スタートレック3 ミスタースポックを探せ ヴォンダ・マッキンタイア著

  5. 1987年 スタートレック4 故郷への長い道 ヴォンダ・マッキンタイア著

  6. 1990年 スタートレック5 新たなる未知へ J・M・ディラード著

  7. 1992年 スタートレック6 未知の世界 J・M・ディラード著

  8. 1995年 スタートレック7 ジェネレーションズ J・M・ディラード著

  9. 1997年 スタートレック ファーストコンタクト J・M・ディラード著

  10. 1999年 スタートレック 反乱 J・M・ディラード著

  11. 2000年 スタートレック ヴォイジャー1 惑星管理者 L・A・グラフ著

  12. 2000年 スタートレック ディープ・スペース・ナイン1 J・M・ディラード著

  13. 2000年 スタートレック ディープ・スペース・ナイン2 ダイアン・ケアリー著

 

日記に綴られたスター・トレックにまつわる思い。


1997年6月11日

 すごい。今日町を車で走っているとき見せられた全ての景色が、メッセージだった。自転車に二人乗りしている若者のその後ろ姿が。お尻のラインが妙に新鮮で、生きているって素晴らしいと感じた。街路樹の木々が生きてることを思い知らせてくる。走って横断歩道を渡る若者の汗に輝く姿。杖を突きながら一生懸命歩いている老人。田植えのすんだ水田。森。空。全てが生きていることのすばらしさを訴えていた。そして何気なく読み始めた本が、(スタートレック6・「未知の世界」:従来敵対していた世界宇宙連邦とクリンゴン帝国が和平を結ぶ物語)今の状況を小説の中で語っている。多くの生命が生きていくためには何らかのかかわり合いが必要だ。そのかかわり合い方が時として、いろんな問題を提起してくる・・・。

「生きるべきか死ぬべきかそれが問題だ」(ハムレット・第三幕第一場)

「必ずと言っていいほど改革は挫折する」(スタートレック・未知の世界164P)

これは小説の中で語られた台詞だ。そして結果、皆生きる道を選び・挫折することなく改革の糸口を掴んだのだ。


1999年2月11日(木)

 今日は久しぶりに雨曜日だ。昨日、散歩を計画していたのだがこれでは出られそうもない。夕方、北の空に青空が見え始めた。小さな出窓から青空が見えた。西日が射し、僕の部屋は金色に輝いた。ファクスを送った。あとはウインドウズのフリーセルという一人カードゲームをただひたすらやり続けた。すでに1769回もこのゲームをやっている。今日の時点では、1262回勝って、507回負けている。勝率は71%。本日の勝率は82%だ。なんの意味もないが、勝てば少しはいい気分だし、負けると少し気分が悪い。もうすぐ、僕の中の幾つかの物語が融合しそうな気配がする・・・。再度、荷物を送ってもらえるようにお願いのファックスを送った。これだけは聞けませんと言う返事をもらった。二度目のお願いだから送ってくれそうな気がしていたのだけれどダメだった。家中の時計を合わせた。まずストップウオッチを持って、電話の時報を聞きながら秒単位で時間を合わせた。コンピューターの時計から、ビデオ、エアコンの時計まで全て合わせた。そして・・・ 両親を安心させるには。仕事を持ってちゃんと自活すること。そして喜ばせるためには、結婚をして、孫の顔を見せてあげること・・・。小説家になって、ばんばん稼いで。両親のために、庭のある富士山の見える家を建ててあげること。それが今の僕の夢だ・・・。ジム・カールトンの「アップル」上下巻を読むのは苦痛だった。大好きだったアップルという会社の、どうしようもないグロテスクな部分ばかりが取材してあったからだ。何だかアップルに嫌気が差してしまいそうな内容だった。部屋の中でごそごそと動く。その結果ろくでもないことが起こる。そんなつもりは毛頭ないのに、セーターが引っかかってフィギャーが倒れる。見事に砕ける。瞬間接着剤で修理をするが、きれいには修復できない。結果心に何となくしこりが残る。部屋を片付け、一つ一つを整理するに付け、何かを壊していく。・・・。部屋で過ごす一日。極力お金を使わないで過ごす日々。部屋にあるもので全てをまかなう。食料だけはそうも行かないので買い出すしかないが。本を図書館で借り。部屋にあるおもちゃで過ごす。でも電気・ガス・水道は使わないですませられない。電話は極力使わないようにした。口淋しいのだと思う。何だか食べ過ぎてしまう。そして何かを作りたい気分が高まる。書いてもいい。・・・。雑煮を作ってみた。母の作る雑煮に似た味が出せた。こつは餅菜の様だ。昆布と鰹で出汁を取って、つゆの元と味醂を入れ、餅菜をゆでれば出来上がり。昆布と鰹はすくうものなのだろうがそのまま食べてしまった。スタートレック・ディープスペース9を見る。久々にタイムワープものだ。何だか懐かしい感じ。でもアメリカのテレビ番組は新しくなっても、同じ様な味だな。



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