2023/1/27
海外小説はSFを主に好んで読んだ時期がある。その時参考にしたのがヒューゴー賞とネビュラ賞だ。いずれかあるいはダブル・クラウンを取った作品をまず読み、気に入ればその作家のその他の作品を読んでいった。
ヒューゴー賞
The Hugo Awardsは、前年に発表されたSFやファンタジーの作品および関連人物に贈られる賞である。1953年の世界SF大会において創設された。現存する中で最も歴史の古いSF・ファンタジー文学賞である。アカデミー賞をヒントとして提案され、アメリカSF界最初期の功労者であるヒューゴー・ガーンズバックにちなんだ「ヒューゴー賞」というニックネームが与えられた。SF・ファンタジー作品に与えられる賞としては、アメリカSFファンタジー作家協会の会員投票で選ばれるネビュラ賞と知名度を二分する。ヒューゴー賞とネビュラ賞の同時受賞はダブル・クラウンと呼ばれることがある。賞の創設以来、受賞者には流線型のロケットを象ったトロフィーが授与されている。1984年にロケットのデザインが公式に変更されて以降は、台座部分のみが毎年新しくデザインされている。(Wikipediaより)
1956年
アイザック・アシモフ 永遠の終わり
1960年
ロバート・A・ハインライン 宇宙の戦士
1963年
P・K・ディック 高い城の男
1966年
フランク・ハーバート デューン/砂の惑星
ロジャー・ゼラズニイ 我が名はコンラッド
ロバート・A・ハインライン 月は無慈悲な夜の女王
1967年
ダニエル・キイス アルジャーノンに花束を
1968年
サミュエル・R・ディレイニー アインシュタイン交点
ロジャー・ゼラズニイ 光の王
1970年
アーシュラ・K・ルグイン 闇の左手
1971年
ラリー・ニーブン リングワールド
1972年
アン・マキャフリイ 竜の探索
ロバート・シルヴァーバーグ 禁じられた惑星
1973年
アイザック・アシモフ 神々自身
1974年
アーサー・C・クラーク 宇宙のランデヴー
ロバート・A・ハインライン 愛に時間を
1975年
アーシュラ・K・ルグイン 所有されざる人々
P・K・ディック 流れよ我が涙、と警官は言った
1976年
ジョー・ホールドマン 終わりなき戦い
1977年
フレデリック・ポール マン・プラス
フランク・ハーバート デューン/砂丘の子供たち
1978年
フレデリック・ポール ゲイトウェイ
1979年
ヴォンダ・マッキンタイア 夢の蛇
アン・マキャフリイ 白い竜
1980年
アーサー・C・クラーク 楽園の泉
1981年
ラリー・ニーブン リングワールドふたたび
1983年
アーサー・C・クラーク 2010年宇宙の旅
アイザック・アシモフ ファウンデーションの彼方へ
1984年
デイビッド・ブリン スタータイド・ライジング
アイザック・アシモフ 夜明けのロボット
1985年
ウィリアム・ギブスン ニューロマンサー
1986年
オースン・スコット・カード エンダーのゲーム
グレッグ・ベア ブラッド・ミュージック
デイヴィッド・ブリン ポストマン
1987年
オースン・スコット・カード 死者の代弁者
ウィリアム・ギブスン カウント・ゼロ
1988年
デイヴィッド・ブリン 知性化戦争
1989年
ウィリアム・ギブスン モナリザ・オーヴァドライブ
オースン・スコット・カード 赤い預言者
1990年
ダン・シモンズ ハイペリオン
1991年
ダン・シモンズ ハイペリオンの没落
1992年
オースン・スコット・カード ゼノサイド
1994年
グレッグ・ベア 火星転移
1998年
ダン・シモンズ エンデミオンの覚醒
2015年
劉慈欣 三体
2017年
劉慈欣 三体III死神永生
ネビュラ賞
The Nebula Awardsは、アメリカSFファンタジー作家協会が主催し、アメリカ合衆国内で前暦年に刊行されたSFやファンタジー作品を対象に授与する文学賞。ネビュラとは星雲のこと。
SF・ファンタジー作品に与えられる賞としてはヒューゴー賞と知名度を二分する。ヒューゴー賞がファンの投票によって選ばれる賞であるのに対し、ネビュラ賞はSFWA会員(作家、編集者、批評家など)の投票によって選ばれる。1966年の第1回以降、毎年続いている。2008年までは過去2年以内に刊行された作品が対象となったが、2009年以降は前暦年の作品のみが対象となるよう規約が改定されている。受賞者には、輝く渦巻き状の星雲と、惑星を象った宝石を埋め込んだ透明なブロックのトロフィーが授与されるが、賞金はない。 このトロフィーのデザインはケイト・ウィルヘルムのスケッチに基づきJ・A・ローレンスが手がけたもので、第1回以降変更されていない。同様の名称で同じくSF・ファンタジー作品を対象とする日本の星雲賞、中国の銀河賞・全球華語科幻星雲賞とは、直接の関連はない。(Wikipediaより)
1966年
フラン・ハーバート デューン/砂の惑星
P・K・ディック ブラッドマネー博士、パーマー・エルドリッチの三つの聖痕
1967年
ダニエル・キイス アルジャーノンに花束を
ロバート・A・ハインライン 月は無慈悲な夜の女王
1968年
サミュエル・R・ディレイニー アインシュタイン交点
ロジャー・ゼラズニイ 光の王
1969年
P・K・ディック アンドロイドは電気羊の夢を見るのか
1970年
アーシュラ・K・ルグイン 闇の左手
1971年
ラリー・ニーブン リングワールド
1972年
ロバート・シルヴァーバーグ 禁じられた惑星
1973年
1974年
アーサー・C・クラーク 宇宙のランデヴー
ロバート・A・ハインライン 愛に時間を
1975年
アーシュラ・K・ルグイン 所有されざる人々
P・K・ディック 流れよ我が涙、と警官は言った
1976年
ジョー・ホールドマン 終わりなき戦い
1977年
フレデリック・ポール マン・プラス
1978年
フレデリック・ポール ゲイトウェイ
1979年
ヴォンダ・マッキンタイア 夢の蛇
1980年
アーサー・C・クラーク 楽園の泉
1981年
グレゴリー・ベンフォード タイムスケープ
1982年
1983年
アイザック・アシモフ ファウンデーションの彼方へ
1984年
デイビッド・ブリン スタータイド・ライジング
1985年
ウィリアム・ギブスン ニューロマンサー
1986年
オースン・スコット・カード エンダーのゲーム
グレッグ・ベア ブラッド・ミュージック
デイヴィッド・ブリン ポストマン
ブルース・スターリング スキズマトリックス
1987年
オースン・スコット・カード 死者の代弁者
ウィリアム・ギブスン カウント・ゼロ
1988年
デイヴィッド・ブリン 知性化戦争
1989年
グレゴリー・ベンフォード 大いなる天上の河
ウィリアム・ギブスン モナリザ・オーヴァドライブ
オースン・スコット・カード 赤い預言者
1990年
1991年
ダン・シモンズ ハイペリオンの没落
1992年
1995年
グレッグ・ベア 火星転移
Kommentare