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執筆者の写真Napple

ダグラス・ホフスタッター

更新日:5月23日

2023/1/28


ダグラス・ホフスタッターとの出会いは「ゲーデル・エッシャー・バッハ」だった。


 持っていてもいつまで経っても読めない本というものがある。彼の本がそうである。二冊とも、読むことができないまま書架に鎮座している。

  1. 1979年:ゲーデル・エッシャー・バッハ

  2. 1985年:メタマジック・ゲーム

 

ゲーデル・エッシャー・バッハ


 この本は、論理学者のクルト・ゲーデル 、画家のマウリッツ・エッシャー、作曲家のヨハン・ゼバスティアン・バッハの生涯や作品における共通のテーマを探索することで、数学・対称性・知能の基本概念を詳しく説明している。この本は、実例と分析を通して、自己参照と形式的なルールによって、それが「意味のない」要素でできているにもかかわらず、システムがどのように意味を獲得できるかについて議論している。また、コミュニケーションの意味、知識をどのように表現し保存するか、記号表現の方法と制限、さらには「意味」自体の基本的な概念についても説明する。

 ホフスタッターは、この本のテーマに関する混乱に対して、この本は数学と芸術・数学と音楽の関係に関する本ではなく、隠された神経学的メカニズムから認識がどのように現れるかについて述べた本であることを強調した。この本の1つのポイントは、アリの巣において表れる社会組織と比較することによって、脳の個々のニューロンがどのように協調して首尾一貫した心の統一感覚を作り出すかについての類推を示す。

 出版社は、本を説明するのに、「ルイス・キャロルの精神における心と機械の比喩的なフーガ」というキャッチコピーを使用した。(Wikipediaより)



 

メタマジック・ゲーム


 主なテーマとしては、ミーム・言語・芸術・論理における自己言及、認知科学・AIにおいて重要な哲学的問題の議論、類推と何が何かに似ているのか(具体的には、例えば大文字の「A」はなぜそのように認識されるのか)、ロバート・アクセルロッドの囚人のジレンマに関する研究、超合理性の概念についての長い議論などがある。超合理性の概念と冷戦や環境問題などとの関連性については、著者が当時行った実験のメモが添えられている。もう一つの特徴は、『ゲーデル、エッシャー、バッハ』に出てくるような対話スタイルの記事が2つ入っていることである。アンビグラムについても触れられている。

 プログラミング言語LISPを中心とした記事が3本ある。ホフスタッターはまず言語そのものを詳しく説明し、次にそれがゲーデルの不完全性定理とどのように関係しているかを示している。また、ルービックキューブなどのパズルに関する記事が2つあり、他にも多くのトピックが紹介されているが、いずれもホフスタッターがいつも行うような簡単で親しみやすいスタイルで書かれている。多くの章の冒頭には、非常に抽象的なアルファベットが描かれているが、ゲシュタルト心理学的にはそれとわかるようになっている。このコラムで「ノミック」というゲームが初めて紹介されたのは1982年6月のことで、このゲームの生みの親であるピーター・サバーの著書からの抜粋が掲載され、議論が始まったばかりのことだった。この本の索引には、ホフスタッターの本に何度も登場する本人の分身、エグバート・B・ゲブスタッターのことが書かれている。(Wikipediaより)

 

 どうしても読めないので、Wikipediaを参照したところ、上記のような解説が得られた。やっぱり理解困難である。聞いたことがある言葉の羅列のようだ。何とか理解したいのだがいまだに、最後まで読み通すことすらできない。


 もう一つ読めない本がある。アインシュタインの「相対性理論」だ。理解したくて、何冊か読んでいる。こちらは何とか最後まで読みはしたものの、途中からわからなくなり、結局最後まで字面は追えたけれど、何も理解できていないから読んでいないのと同じだ。


 とても興味がある内容なのだが、どうしても読めない本。それが「ゲーデル・エッシャー・バッハ」「メタマジック・ゲーム」そして「相対性理論」である。


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