2023/2/16
芥川龍之介との出会いは「鼻」だった。
私が出会った芥川龍之介の作品。
1915年 羅生門・芋粥
1916年 鼻
1918年 蜘蛛の糸
1922年 藪の中
1927年 或阿呆の一生
Appleブックにある本
1915年 羅生門
1916年 鼻
1917年 片恋
1918年 地獄変
1918年 蜘蛛の糸
1919年 蜜柑
1920年 杜子春
1922年 六の宮の姫君
1922年 藪の中
1923年 あばばばば
1924年 或恋愛小説
1924年 桃太郎
1927年 たね子の憂鬱
1927年 或阿呆の一生
1927年 河童
1927年 小説作法十則
芥川龍之介の作品に触れたのは、国語の教科書に載っていた「鼻」「蜘蛛の糸」だったと思う。印象的で短い話だったから覚えている。しかし当時教科書に出てくる物語はお堅いものという思い込みがあった。
黒澤明監督、三船敏郎、今日マチ子が出演した映画「羅生門」を見て再認識して、面白そうだと「羅生門」を読んだ。すると映画のタイトルは「羅生門」だが物語は「藪の中」であったことを知り妙な気分になった。結局芥川龍之介の作品を読み込むことなくそうした情報に晒され、あやふやな認識を持ったまま今日へ来ている。
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