安倍公房との出会いは「箱男」だった。
私が出会った安倍公房の作品。
1962年:砂の女
1964年:水中都市・デンドロカカリヤ
1967年:人間そっくり
1973年:箱男
友人が手にしていた本のタイトルが気になった「箱男」。なんだこのタイトルは?ずいぶん時を経て、かすかに残ったその記憶が、ある日書店で、本棚の安倍公房の欄に「箱男」を見つけさせてくれた。「砂の女」「人間そっくり」「水中都市・デンドロカカリヤ」といずれもなんだと思わせるそのタイトルに惹かれて読み始めた。純文学のようなSF?だったような、内容を思い出すことができない。
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