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執筆者の写真Napple

大藪春彦

更新日:5月23日

2023/2/17


大藪春彦との出会いは「野獣死すべし」だった。

私のであった大藪春彦の作品。

  1. 1958年 野獣死すべし

  2. 1967年 復讐の弾道

  3. 1972年 長く熱い復讐 上下

  4. 1978年 傭兵たちの晩夏 前後編

映画で見た作品

  1. 1964年 蘇る金狼 1979年映画

  2. 1968年 汚れた英雄 1982年映画

 

 日本におけるハードボイルド小説の先駆者大藪春彦は、平井和正のウルフガイシリーズを読んだことで知った。平井和正のハードボイルドはSF的世界で荒ぶる狼男を描いていた。しかし大藪春彦は現実世界における、異常な人生観を持つ一青年の大量殺人の物語だった。ハードボイルとは「暴力的・反道徳的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体」である。平井和正の能天気なハードボイルドに対し、大藪春彦のハードボイルドはまさにこの通りの激しいものだった。



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