2023/2/16
大岡昇平との出会いは「野火」だった。
私が出会った大岡昇平の作品。
1952年 野火
「野火」というタイトルが気になった時があった。その間作者を火野翔平だと勘違いしていた。「火」という字と「しょうへい」という音とそういったものが一緒くたになってそんな勘違いをしたものらしい。あの俳優の火野翔平が文学作品を書いているんだと、妙に感心して、火野正平を特にリスペクトし絵いたわけでもないのに読んでみたいという気持ちになったのだ。そして手にして初めて勘違いに気がつく。戦争という過酷な状況での人肉食。結局、最後まで読んだか覚えがない。
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