2023/3/23
ラドンから始まった今回のお絵描き。今まで描いていなかった怪獣達を描き進むうちに、漫画の模写が始まり、色々なラインが見えてくる。ラインを探して人の顔を中心に試行錯誤をして。今度は絵画の模写を始めた。スタウトを模写して、メビウスを試し、マルディロを懐かしむ。浮世絵や新版画、ダリも模写。ロートレックやピカソ、ミロ、ウオーホルは模写しやすいけど。ルノアールやマネやモネは簡単に模写できない。でも構図を写すことはできる。面白い体験である。以前ロックウエルやミュシャ、フラゼッタ、ディーンの模写をしている。今思うとよく模写したと思う。
ミロ「逆立ちする人」Procreate5.3.4で描く
ライン探しと、読書記録に作家の顔を描くなかで、何となく自分の絵の方向性を感じつつ、さらに画家の顔を描く。少しスタイルが整ってきたようだが、簡単に自分のラインが見つかるわけもない。しかし絵を描くほどに、絵と言葉は切っても切れない深い結びつきがあることがわかる。絵を描くと連動して、思いが込み上げてくる。そして言葉を紡ぐと絵が生まれる。人が絵を描くことができるのは言葉を持っているかららしい。
言葉を紡ぐのは気持ちがいい。調子づいてあれこれ描く。でも何日か経つと魔力が失せ、何を言ってるんだと否定的な気持ちが湧いてくる。しばらく何もできない日が続く。続く・・・続く。ある日突然、言葉が飛び出してくる。そしてまた紡ぎ始める。己の内なるものを取り出して見てみたい。己のうちにいかなるものが潜んでいるのかを確かめるように。言葉を紡ぎ絵を描く。
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