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執筆者の写真napple

フランク・フラゼッタ

更新日:5月24日

2015/10/11




 SF小説の挿絵で見かけて気になっていた。大学生の頃阪急ファイブの書店に、フラゼッタの画集が並んでいた。独特なラインは正確に人体の強靭さやエロスを表現し、誰も見たことがないような幻想的な風景を見せてくれた。これだこの人だったんだと作者を見つけた喜びを今も思い出す。欲しくて仕方がなかったけれど、なかなか画集を買うことができないまま時は過ぎ、画集を置いている書店も無くなってしまった。なんとしても彼の絵を手に入れたくてネットで探し模写することにした。

2015/10/4 フランクフラゼッタ模写1

 SF好きになったのは、この人の影響が大きい。あっという間に異世界へ誘われる。学生時代阪急ファイブの書店で彼の画集を飽きずに見た。当時はとても描けそうな気がしなかった。この歳になってようやくチャレンジ。まだ色を塗るということもままならないのだが。

2015/10/7 フランクフラゼッタ模写2

 この挿絵の本を読んだ気がする、なんだったろう。今までと違う描き方、筆で塗る、ぼかす、なじませる、難しいけれど、上手くいくと素敵な空間が、なんとかものにしたい。

2015/10/8 フランクフラゼッタ模写3

 幼い頃の恐竜のイメージがまさにこの絵。ティラノサウルスの姿も古く指が3本に見える。さて、今までの絵はレイヤーに分けて描いてきたけれど、レイヤーが分かれていてはなじませることができないため、今回は作画途中までレイヤーに分けて描くも、最終的に一つにまとめた。YouTubeで見かけた描き方がレイヤーに分けていなかった理由を理解。

2015/10/11 フランクフラゼッタ模写4

 フラゼッタらしい絵だと思う、どことなしか「もののけ姫」みたいかも、今回は描くのに時間がかかった、今までは面をスパスパ塗っていたけれど、今は沢山の色を置いてナイフで削って色を置いて行く感じ、腕のせいかソフトのせいかなかなか本物の油絵のようには描けないけれど、だいぶ慣れてきた。


 

 フランク・フラゼッタ(Frank Frazetta, 1928年2月9日 - 2010年5月10日)はアメリカ合衆国のイラストレーター。SF、ファンタジー分野の挿絵などで活躍した。特に英雄コナンシリーズ、ターザン・シリーズ、火星シリーズなどのヒロイック・ファンタジーの幻想的な表紙や挿絵で人気を集めた。

 ニューヨークのブルックリンに生まれ、ブルックリン美術アカデミーに入学。16歳のときにジョン・ジウンタ(John Giunta)のアシスタントとなり、子供向けコミックSnowmanで作家デビュー。その後はコミック作家として活動する。1950年代からはバック・ロジャースなども手がけた。

 ペーパーバックの表紙絵も手がけるようになり、1964年にエドガー・ライス・バローズのブームによってターザンがペーパーバックで再刊されると、読者はフラゼッタの表紙を目当てに本を買うと言われるほどの人気となる。

 1966年にはヒューゴー賞アーティスト部門を受賞。また作品がロックアーティストのアルバムジャケットに使われることもしばしばある。(Wikipediaより)


 

フラゼッタを意識して描いた絵



 

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