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執筆者の写真Yukihiro Nakamura

ンゴロンゴ/タンザニア

更新日:2月14日

2024/2/13


 MiCafeto のンゴロンゴロ修道院コーヒー園 ブルボン生豆を1kg購入した。

豆について

  1. 生豆生産国:タンザニア

  2. 生豆産地 :ンゴロンゴロ

  3. 農園   :ンゴロンゴロ修道院コーヒー園

  4. 標高   :1,720m

  5. プロセス :ウォッシュト

  6. クロップ :2022年

  7. 栽培品種 :アラビカ種ブルボン

  8. 原料豆輸送:リーファーコンテナ


 ンゴロンゴロという名前は発音しにくいが印象的だ。それはタンザニア北部にある直径20キロ深さ600メートルのクレーターの名前であった。植民地時代にドイツ人が珈琲栽培を始め、地元の修道院が引き継ぎ栽培しているという。


 

感想


  1. 開封するとほのかな青臭い香りがする。

  2. 電動焙煎機で中煎り、香りが甘い。

  3. 焙煎した翌々日に中挽きに挽く、苦味と甘い香りがする。

  4. 天秤式サイフォンを使用して1人10gで2人分淹れる。

  5. お湯が沸くまで待ち遠しい。

  6. お湯がグラスに移り天秤が傾いて火が消える。

  7. グラスを撹拌してしばらく待つ。

  8. 香ばしい香りが広がる。

  9. スーッとリテナーに珈琲が吸い込まれる。

  10. リテナーの栓を緩め蛇口からカップへ珈琲を注ぐ。

  11. 一口目苦味が来た。かなり苦い。

  12. 喉越しよくコクを感じる。

  13. 甘味がほんのり残る。

  14. 美味しい。


 母のリクエストで、本日は久しぶりに天秤式サイフォンを使った。

 お湯と豆の量で味が決まりあとはサイフォン任せ。火をつけて淹れ終わるまでなんだか楽しい。リテーナーの蛇口からほろほろと珈琲をカップに注ぐ。珈琲というのは飲むだけでなく淹れる時も楽しい。「こんな珈琲を淹れる道具はあまり見ないねー」と母は面白がった。


 焙煎時の甘い香りや、以前飲んだ時の甘かった記憶とは裏腹に、とても苦味が強く感じられた。母も「珈琲らしい苦味がするね。美味しいよ」という。ネルで濾すため珈琲オイルも楽しめると思ったのだが。苦味が前面に出て珈琲オイルの甘味はよくわからなかった。


 

追記


 タンザニアのコーヒー豆は2019年秋にキリマンジャロとタメリを自家焙煎した。いずれも品種はN39でブルボンではない。さっぱりとして喉越しの甘味が印象的だった。友人に誘われ喫茶TONESでンゴロンゴロを味わったときも甘味を感じた。その後2020年夏COFFEE HUNTERのンゴロンゴ中煎りも甘味が記憶に残っている。今回は生豆で購入して自分で焙煎している。COFFEE HUNTERの中煎に対し自家焙煎の中煎りは深煎りよりで、豆が汗をかいて見るからに苦そうな仕上がりになった。電動焙煎機はだんだん中煎りが深煎り寄りになっていく。苦味の強弱は煎りの深さによるのだろう。浅めに煎れば甘味が出てくるかもしれない。これから半年ほど色々試しながらンゴロンゴロを楽しみたい。



閲覧数:53回1件のコメント

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1 Comment


Yukihiro Nakamura
Yukihiro Nakamura
Feb 24

2024/2/24


 最近焙煎機が深煎り傾向にある。通常60gが焙煎適正量だが、少し多めにすると、全体が浅めの煎り具合になる。そこで今日は80gを焙煎してみた。

思ったほど浅めにはならなかった。

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