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執筆者の写真Yukihiro Nakamura

ミニフォン

更新日:2020年2月24日


 ガラス風船型サイフォンを天秤式と比べる。


使用した機材

  1. コーヒーメーカー:HARIO Miniphon 1杯用 DA-1SV

  2. ろか器:F-101P

  3. ろか布:FS-101

  4. 電動ミル:KalitaネクストG


使用した豆

  1. ブラジル・アロマショコラ 中煎り、中挽き

 

準備


  1. 初めての時はろか器、ろか布を熱湯に通す。

  2. アルコールランプの芯を火口から1mm程度出し、炎の高さが3〜4cm程度になるように調整する。


サイフォンの淹れ方


  1. ろか布の起毛面を上にしてろか器にセットする。

  2. ろか器を上ボールに入れフックを掛け固定する。

  3. 上ボールに珈琲の粉を12g入れる。

  4. 下ボールにお湯または水130〜140mlを注ぐ。

  5. 上ボールを下ボールに差し込む。

  6. 上ボールの圧力調整穴が水面に隠れていないことを確認する。

  7. アルコールランプに火をつける。

  8. 下ボールのお湯が上がったらかき混ぜ1分間加熱する。

  9. アルコールランプを消し珈琲が下がるのを待つ。

  10. 珈琲が下がったら上ボールを外しボールスタンドに立てる。

  11. 珈琲をカップに注ぐ。

 通常のサイフォンはろか器を包み込むようにネルを被せるが、このサイフォンはボールとろか器の間にネルを挟み込んで使用する。


後始末

  1. 上ボールのろか器を外して洗う。

  2. 下ボールはスタンドネジを緩めて外し洗う。

  3. ろか布は水洗いして、水をはった容器に入れて冷蔵庫に保存する。


結果

  • 天秤式同様ネルで濾した珈琲は珈琲オイルも味わえる。

  • 基本原理は同じ天秤式だが左右にお湯が移動する構造のため珈琲が残っていた。

  • ガラス風船型は上下にお湯が移動するため珈琲を残さず飲むことができる。

  • 加熱タイミングが異なるが味の違いはほとんど感じない。

  • 上ボールを外す時、しっかりハマっていて小さいくて熱いので火傷に注意。

  • いずれも魅力的な珈琲メーカーだが後片付けとネルの管理がめんどくさい。

 

追記

 オーソドックスなサイフォンである。使ったことがあったこともあって、やったことのない方法に目が行き、後回しになっていた。

 HARIO Miniphonはとても小さく可愛らしい。MINI好きにはたまらない。HARIOの製品はどれも造形が美しい。母も「小さいけどちゃんと珈琲が淹れられるのね。おいしい」と小さくかわいい姿が気に入ったようだ。

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