2022/6/9
搾りたてのジュースを炭酸水で割りたい。
製品情報
製品名:AARKE Carbonator Ⅲ
型 番:AAC3-Steel
色:スチールシルバー
ブランド:Aarke
寸 法 :(長さx幅x高さ)41.5 x 15.3 x 25.8 cm
重 量:3.09 ポンド
容 量:1 L
電 源:不要
使用カートリッジ:ソーダストリームの410g / 60Lのスタンダードタイプ
これは自宅で手軽に炭酸水が作れるソーダサーバーマシンである。炭酸ガスシリンダーを使用することで、電源不要で炭酸を水に加えることができる。レバー操作1回で微炭酸、3回で強炭酸になり、レバー操作で炭酸の濃さを調整できる。
付属のウォーターボトルは耐圧プラスチックで、安全性の理由から有効期限が設定されている。10/2023と記載されているため、約一年で買い換える必要があるようだ。ペットボトルに有効期限があることにちょっと驚いた。
炭酸ガスはsodastreamを使用し、一本ずつユーザーライセンスが付いている。
sodastream社に回収義務があるらしく、ユーザーによる投棄を禁じている。取り扱いに注意が必要だが、炭酸のボンベは最初約3,000円。2回目以降はボンベと交換する形で約2,000円で購入することができカインズで扱っている。1本のボンベで500mLのペットボトル約120本分の炭酸水が作れ、1本当たり約17円は安い。2本購入したため当分交換の必要もなさそうだ。
aarke (アールケ)は、大量生産で忘れかけたプロダクトの「美しさ」を取り戻すため、インダストリアル・デザイナーのJonas GrothとCarl Ljunghの2人によって2016年に設立されたスウェーデン・ストックホルムの会社である。ソーダマシンなど「シンプルな美しさ」を像形した製品の生産を目指している。「aarke」とは、スウェーデン北部でわずか500人しか使用していない言語。南部サーミ語で「今日」という意味らしい。
感想
炭酸水を作る。
ソーダサーバーマシンにソーダストリームの60lカートリッジを装着。
専用ペットボトルにラインまで水道水を0.8lほど入れて冷蔵庫で冷やす。
冷やした専用ペットボトルをマシンに取り付ける。
マシンのノズルはペットボトルの水面あたりの位置に来る。
レバーを1回押し下げると、プシューと音がして泡立った。
音が変わったところでレバーを戻す。
なんだかたりなさそうなのでもう一回レバーを下げ炭酸を注入する。
飲んでみた。
うわー、結構きつめの炭酸水になっている。
真水の時は味がなかったが、炭酸水にすると甘く感じる。
リンゴジュースを作って炭酸水を加えてみる。
搾りたてのリンゴジュースを冷凍庫で冷やす。
そのまま飲んでも美味しいがちょっと濃い感じなのだ。
炭酸水を加えると飲み心地が良くなった。
もう少し加えると濃さもチュクチュク感もちょうど良くなった。
「ああー、美味しい」と母も大喜び。
簡単に炭酸水が作れるから、いろいろなものに入れたくなる。ジュースはもちろん、コールドブリューコーヒー、麦茶、烏龍茶、アイスティー、冷茶など、いずれもいい感じだ。母は麦茶の炭酸割りが気に入り「ビールみたいだよ」と舌鼓を打っている。
炭酸水で割ると薄まってしまうから、直接炭酸水でコールドブリュー、麦茶、烏龍茶、アイスティー、冷茶を作れば薄まることはない。
そこで、炭酸水でコールドブリューコーヒーを作ってみた。ナイトロコールドブリューみたいに、甘みが出るかと思いきや、むしろ酸味が強調され、コーヒーの味わいが損なわれてしまった。不味くはないが、何杯も飲みたい飲み物ではない。また、フィルターインボトルはある程度密閉性を確保できるが、一晩かけて抽出する間に炭酸が抜けたように思う。残念だが試作第一号は中途半端な飲み物だった。
追記
基本的な構造に大きな差はないだろうと思われるシンプルな機械だが、メーカーによって随分デザインが異なる。たくさんの炭酸水マシンがある中でアールケのデザインが気に入った。母に美味しいものをという口実で、ジュースとソーダ水を作る技を手に入れた。万歳。
炭酸水は洗い物にも効果があるらしい。購入したペットボトル入りの炭酸水で洗い物をする気にはならないけれど、これなら案外気楽に使えそうだ。
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