ナイル川の始まるヴィクトリア湖に接した国。独立以来,クーデター等が繰り返されたが,1986年のムセベニ政権発足以来,政情は安定している。ムセベニ大統領は,1996年,2001年の選挙で圧勝。2005年には,複数政党制の復活と大統領三選禁止規定の廃止が決定された。2006年,2011年及び2016年の選挙でも再選され,長期政権を維持している。
豆について
国名:ウガンダ共和国
地域:Bugisu Highland マウントエルゴン地区
精製:ウォッシュド
品種:SL27
規格:17UPが90%以上
クロップ:2016
標高:1300-1900m
ウガンダのムバレ
ウガンダはアフリカ東部に位置し、国のほぼ中央に赤道が通っている。 Bugisuはウガンダ東部、ケニアとの国境にあるMt.Elgonの斜面に位置する。Bugisu Cooporative Union(275の農協、1農協平均70農家で、総数10,000軒を超える農家が所属している)より、原料を買い付けして、カンパラにある選別加工工場で、精選・選別・輸出している。ブルーナイルはQグレーダーカッピング80点以上のBugisuの最高ランク品である。
結果
UB:ウガンダ・ブルーナイル AA
自家焙煎の中煎り、中挽き、焙煎4日目。
豆を挽くとほんのり香ばしいナッツの香り
コーノ式で飲む
蒸らしの膨らみはよく膨らむ。
一口飲むとさっぱりとした苦味
喉越しに甘味が残る。酸味は少ない。
スッキリとした飲み口で、苦味の中に甘さが美味しい。ブルーナイルという名前が、ナイル川源流に位置する国らしい。ウガンダはケニアの隣国なので品種もSLシリーズだ。しかしケニアで栽培されているSL28/SL34ではなくSL27だった。ケニア・マサイAAは酸味とコクが印象的だったが、ブルーナイルは甘味がある。どちらかと言えばキリマンジャロAAに風合いが似ている。
追記
SL27の情報はあまり見当たらない。検索すると、ブルーナイルに直結した結果が多い。名前に「ブルー」が付く豆がある。ウガンダ・ブルーナイル/ハイチ・ブルーパイン/ブルーマウンテンなどだ。どうということもないのだが、ブルーなにがしという名前になんとなく惹かれてしまうところがある。
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