top of page
執筆者の写真Yukihiro Nakamura

パスタ

更新日:7月18日

2024/7/17


 パスタを作る。

 製麺機を使ってパスタを打つ。今回は強力粉と薄力粉を使い違いを比べた。


パスタの材料 (2人分)


  1. 強力粉 100g

  2. 薄力粉 100g

  3. オリーブオイル 小さじ1x2

  4. 卵 2個

  5. 塩 小さじ1/3x2


トマトソースの材料(2人分)


  1. カットトマト缶 1缶(400g)

  2. 玉ねぎ 1/2個(100g)

  3. にんにく 1かけ

  4. オリーブオイル 大さじ3

  5. ローリエ 1枚

  6. 塩 小さじ1/2

  7. こしょう 少々

  8. ベーコン 4枚


 

作り方


  1. 卵をとく。

  2. 材料をボールに入れ混ぜる。

  3. 粉を巻きこみながら押しまとめる。

  4. 板に打ち粉をして手のひらでよく捏ねる。

  5. 表面が滑らかになるまで捏ねる。

  6. ラップに包み15分以上休ませる。

  7. 打ち粉をして手の平で板に押しつける。

  8. ある程度伸びたら製麺機でのばす。

  9. 1-2mm厚位になったら製麺機で切る。

  10. 麺をほぐし打ち粉をまぶす。

 強力粉と薄力粉それぞれ100gを別々に打ち製麺する。


トマトソース

  1. 玉ねぎをみじん切りにする。

  2. にんにくを縦半分に切って芯を取り除きみじん切りにする。

  3. ベーコンを細切れにする。

  4. フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れて中火で熱する。

  5. にんにくを入れて香りが立つまで加熱する。

  6. 玉ねぎを加えて玉ねぎが透明になるまで炒める。

  7. ベーコンを入れて焼き色がつくまで炒める。

  8. カットトマト、塩、こしょうを加えて混ぜる。

  9. ローリエを加え、煮立ったら弱火にし、時々混ぜながら15分ほど煮詰める

  10. 鍋にたっぷりの湯をわかし、湯1Lに対して塩小さじ1を加える。

  11. スパゲティをゆでる。

  12. トマトソースのローリエを取り除く。

  13. トマトソースにスパゲティを加えて全体を混ぜる。

  14. 水分が足りない場合はスパゲティのゆで汁を少し加える。


 強力粉と薄力粉はちょっと見では区別がつかない。触ると薄力粉のほうがきめが細かい。卵と塩とオリーブオイルを等量混ぜてこねると、薄力粉のほうが黄色味が強くべとついた。製麺機から出てきた麺はちょっと縮れてラーメンみたいだった。そして打ち粉を振ってもくっついてしまう。乾麺より打ちたての麺は柔らかいが15分茹でても母にはまだちょっと硬そうな腰がある。


 

試食


 食べてみると強力粉と薄力粉の違いはほとんど感じられなかった。もっとも同じソースで、さらに母にも食べられるよう柔らかく茹でているため食感も似た仕上がりになったのかもしれない。気持ち薄力粉のほうが柔らかく強力粉の方が腰があるような感じだった。

 皿上の右側が強力粉、左側が薄力粉で作ったパスタ。デザートは梨のジュースと炭酸。


 麺もソースもお手製のパスタは、初めて作ったこともあって改良の余地はあるが、おいしくはあった。母も「美味しかった、でもちょっと硬かった」と言った。


 

製麺機について


  1. メーカー Marcato

  2. 製品名 アトラス150

  3. 素材 スチール・クロームメッキ、硬質アルミ、ABS樹脂、アルミニウム

  4. 製品サイズ 20.32 x 20.32 x 17.78 cm; 2.9 kg


 アトラス150を使用すると、ラザニア(0.5ミリメートルから4.8ミリメートルの厚さ)、フェットチーネ(6ミリメートル)とタリオリーニ(1.5ミリメートル)を作ることができます。またパスタ以外にうどんやらーめん作りにも使えます。


MARCATO社について

 1938年北イタリアのヴェネツィアに程近いパドヴァで創業。家庭用のパスタマシンと製菓用品を長年に渡って造り続ける、イタリア家庭用品業界の老舗の一つです。特にパスタマシンは日本でも35年以上の長きに渡って販売されており、その丈夫な作りと豊富な種類のアクセサリー類に高い評価を得ている。


 蕎麦とラーメンを作って切ることの難しさを感じていた。そこで製麺機を使うことにした。かねてより製麺機の形やステンレスの輝きに魅力を感じ、いつか使ってみたいと思っていたのであった。製麺機は生地を伸ばしたり麺にしたりが簡単にできる。おしむらくは、麺用のカッターに切り屑が残り掃除がめんどくさい。


 

小麦粉について


今回使用した小麦粉


製造者

タンパク質

脂質

炭水化物

エネルギー

強力小麦粉

ニップン

13.0

1.7

71.0

351

薄力小麦粉

日清製粉

8.7

1.5

75.7

351

 強力粉は、硬質小麦を原料に作られていて、タンパク質やグルテンを豊富に含み、粘性と弾力性の豊かな麺を作ることができるが、デュラム・セモリナ粉の方がさらに硬質な小麦のため、よりコシのあるパスタを作ることができる。洋菓子に使われることが多い薄力粉だが生パスタにも使われる。今回用いた強力粉と薄力粉は脂質、炭水化物、エネルギーはほぼ同等でタンパク質の含有量が異なる。


 

追記


 ようやく念願だった蕎麦パンラーメン、パスタを打ことができた。捏ねるほどに粘りが出る強力粉を体感的に感じた。いずれデュラム・セモリナ粉を使ったパスタを打ちたいところだが、今回は手持ちの強力粉と薄力粉でパスタを打ち、違いを体感したかった。予想したことではあるが、強力粉と薄力粉の違いはほとんどわからないのであった。 



閲覧数:45回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page