2024/4/24
初めて蕎麦を打った。
蕎麦を打つ
材料(二人前)
蕎麦粉 160g
つなぎ粉 40g
水 90g
打ち粉 40g
蕎麦打ちの手順
準備: 蕎麦粉とつなぎ粉を分量合わせて篩にかけこね鉢に入れる。 計量カップに水を入れて注ぐ量がわかるようにする。 打ち粉は適量をボールに入れてすぐに使えるように脇に置く。
水回し: 水60gを加え均等に混ぜる。 数回に分けて水を加える混ぜる。
練り: 蕎麦を玉にまとめツヤが出るまで1~2分こねる。 シワをまとめる(菊練り) 三角錐にして(つの出し)丸く潰す。
延し: 打ち粉をふり均一な円になるよう手のひらで20cm程度に伸ばす。 打ち粉をふり綿棒で30cm程度まで伸ばす。 打ち粉をふり綿棒を巻きつけて転がして1辺が30cm程度まで四角く伸ばす(かど出し) 生地を広げてさらに綿棒で40cm程度の四角形になるよう伸ばす。
たたみ: 打ち粉をふって上半分と下半分を重ねるようにたたむ。 さらに打ち粉をふって3等分にたたむ。
切り: 打ち粉をふったまな板にたたんだ生地を乗せ打ち粉を振りかける。 駒板を端に合わせ、そば切り包丁を少し寝かせて駒板をずらして蕎麦を切る。 切った蕎麦の打ち粉を払いザルにまとめる。
粉を振るいにかけこね鉢に入れ、ドキドキしながら水を入れてコネ始めると、だんだん感じがわかってくる。少量の水がだんだん粉全体に行き渡り、サラサラが、ボソボソに変わっていく。団子にまとめ、綿棒で伸ばしてゆくと、端がひび割れてくる。本当にこれでいいのかなと思う。
蕎麦を切る手応えは「あっ切れた」とちょっと感動だった。でも、まな板の中央付近が窪んでいて、蕎麦がちゃんと切れていないことに気づいて切り直すとバラバラになった。蕎麦を切る時は一発で切らないといけない。太い細いができてしまうのは仕方ない。
蕎麦を茹でる
茹で:
沸騰している湯にそばをやさしく入れる
しばらくして、沈んでいるそばを菜箸でほんのすこしほぐす。
ふきこぼれに注意し火力の調整。
びっくり水は入れない。
蕎麦がただよい始めた時を「茹での始まり」として時間を計る。
30秒〜35秒、太ければ45秒くらい茹でる。
洗い:
ザルにすくい取る。
冷たい溜め水で水を流し入れながらやさしく洗いヌメリをとる。
別に用意しておいた氷水で麺を締め、水切りをする。
母が食べやすいようやわらかく茹でたい。でも溶けたり切れても困る。蕎麦打ち以上に茹で方が難しい。母の蕎麦は15分茹でた。ちょっと硬いが溶けることもなく、ヌメリをとった後は氷水で締めずに出す。
蕎麦を食べる
盛り付け:
竹の簾を皿に乗せ蕎麦を盛る。
蕎麦つゆを蕎麦チョコに入れる。
薬味を添える。
デザートはデコポン
蕎麦湯:
蕎麦を食べた後
蕎麦湯で蕎麦つゆを割って飲む。
美味しい。ボソボソでも、ベトベトでもなく、腰のあるツルッとした美味しい蕎麦が出来上がった。ちょっと太かったけど。
蕎麦を茹でたお湯には打ち粉がたくさん溶けとろっとしている。これで蕎麦つゆを割るとなんとも美味しい。蕎麦屋では当たり前だった蕎麦湯が家でも楽しめたことが嬉しい。
道具と材料
道具
こね鉢:径42cm ABS樹脂
そば切り包丁:ステンレス24cm 壮次郎
麺台:桐 75×61×厚さ約2cm
麺棒(延し棒):ほお 径3×75cm
駒板:天然木Sサイズ
ふるい:径50メッシュ
粉ホーキ
まな板
ステンレスボール
ザル
材料
そば粉:極上石臼一本挽き、北海道産そば粉160g
打ち粉:最高級打ち粉、北海道産蕎麦40g
つなぎ粉:そば打ち用つなぎ粉、北海道産はるゆたか40g
蕎麦つゆ
細ねぎ
大葉
わさび
刻み海苔
追記
蕎麦を打つのは今回が初めてだ。YouTubeを見て予習したが、たくさん見るほど水を加える分量やタイミング捏ね方が違っていた。大筋は同じだったので、細かいことは気にしないことにした。
いくら茹でても柔らかくならない蕎麦を、母は美味しいと言ってくれた。蕎麦を食べたという気がする。明日も食べたいという。年越しそばはぜひこれにしてとのこと。信州で食べた蕎麦の次に美味しいという。お世辞かもしれないが嬉しい。
2024/5/1
蕎麦打ちセットは蕎麦粉が付いていて2人分を3回打てる。賞味期限は2024/9/21だったが、早く食べた方が美味しいに違いない。そこで今日は残りを全て打つ事にした。
前回までの2回は蕎麦粉160gで打っていたが、今回は残り182g全てを打つ事にして、その時のつなぎと水の分量をAIに計算してもらった。
プロンプト
1. 蕎麦粉 160g
2. つなぎ粉 40g
3. 水 90g
4. 打ち粉 40g
の時蕎麦粉が182gになったら、つなぎ粉、水、打ち粉は何gになるか。
ChatGPT
蕎麦粉が182gになる場合、他の材料も比例して増えます。つなぎ粉は40g × (182g ÷ 160g)、水は90g × (182g ÷ 160g)、打ち粉は40g × (182g ÷ 160g)になります。計算すると、つなぎ粉は45g、水は101.25g、打ち粉は45gになります。
とても重宝している。
今日は天ぷら蕎麦、デコポン付きにした。
母の要望で25分茹でたら、流石に蕎麦がぶつぶつに切れてしまった。次回は20分程度に収めたい。
2024/4/24
水について
昨日計量カップで90ccを測ったが、重さを確認すると2g少なかった。そこで今日は、重さで水を測り90gで蕎麦を打った。たった2gの違いと思ったが、水回しで粘りが強くなった。練りではツヤので具合が濃く、延しで端の割れも少ない。たたみで生地が割れる度合いも少ない。全てで2gの水の違いを感じた。
切りについて
昨日同様まな板側がどうしても綺麗に切れない。そこで切れ損ないを一番下に引いて切った。昨日より細く均一に切れた。
茹で方について
母の茹で時間を蕎麦が切れそうになる手前25分までねばった。その結果母にとって食べやすい柔らかさで蕎麦の食感を味わえたようだ。
昨日は2度に分けて茹でたが、本日は母の分を茹で、残りを全て一度に茹でた。湯切りのためにタモに入れて茹でたため、蕎麦がくっついてしまった。次回は茹でる分量を見極めたい。
その他
1度目より2度目の方が、勘所も加わりうまくできるようになった。
母の感想
昨日より美味しいとのこと。家に居ながらに蕎麦屋で食べるような蕎麦が食べられることに感激してくれた。
今日のデザートはいちご
蕎麦粉の新鮮さがどのように旨さに関わるか知りたい。