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執筆者の写真Yukihiro Nakamura

ドリップマシン

更新日:2020年2月15日


 フィリップスコーヒーメーカー HD5560を長年愛用している。四半世紀ほど前に父にプレゼントし、のちに譲り受けた。以後故障することもなく珈琲を飲ませてくれる。デザインが秀逸で使いやすく見飽きない。

珈琲の淹れ方

  1. 上部の蓋を開け淹れたい分量分の水を入れる。

  2. 中間部を回転させメリタ式ドリッパーにペーパーと豆をセットする。

  3. 中間部を元に戻しサーバーを置いてスイッチを入れる。

  4. 数分でお湯が沸騰し始めカチッと音がしてお湯が滴下される。

  5. 下部のサーバーに珈琲が入る。

  6. 最下部は珈琲ウォーマーになっておりスイッチを切らなければ保温される。

味について

  • 80℃前後で抽出が開始、どんどん沸騰し100℃まで加熱が続く。

  • このため低温で蒸らし、高温で滴下することになり過抽出になっている。

  • サーバーを外さないと、最後の1滴まで滴下され、えぐみ・渋みなどの雑味が出る。

  • 珈琲オイルはほとんど感じられない。

 長年愛用してきたこのマシン、特に不満もなく使い続けてきたが、いろいろ方法を試し飲み比べてみると、味に違いがあることが分かる。珈琲を好きなくせに、おししい珈琲を知らずに過ごしてきたのだと感じる。味に極端な違いはない。ただ、2杯目を飲みたいと思うかどうかの違いがでる。こうしたマシンは便利だが、コントロールされたハンドドリップにはかなわない。


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