ハンドジューサー

2022/5/17

　硬い物が苦手になった母。最近は果物をジュースにしている。最初はすりつぶしてザルで濾していたが、時間がかかるばかりでジュースにならない。次にバーミックスで細かくして、お茶パックに入れて手で絞った。美味しいジュースが作れるが、手で絞るのは大変である。そこでジューサーを探した。

製品情報

• 製品名：スーパーハンドジューサー

• 品番：TW-001

• ブランド：EBM

• 外寸：175×220×H605mm・内寸 :ファンネル:φ110mm

• 製品重量：3.25kg

• 材質：クロームメッキ

　いろいろな製品がある。同じ商品を高評価する人と最悪と評する人がいて判断に苦しむ。せっかく購入しても使えなくてはしょうがないから、丈夫そうなのを選んだ。EBMってどこのメーカーなんだろう。説明書も保証書もついていなかった。

　さっそくオレンジを半分に切って絞ってみた。さほど力を入れなくても絞ることができる。ばね仕掛けでハンドルが元の位置に戻る。4個のオレンジを苦もなく絞り、美味しいジュースが出来上がった。シンプルで、丈夫で、簡単に洗うことができる。ちょっと大袈裟な機械だが手で絞ることを思うと何倍もいい。

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雑感

　形にひかれて手動を選んだが、柑橘系しか絞れないかもしれない。結局パイナップルやリンゴを絞るときは、スムージー状態にしたものを、手で絞ることになりそうだ。

　スムージー状態のものを網でこそうとすると、荒い網では果肉が混じり、細かい網ではほとんどこすことができない。布巾に包んで絞ると後始末が面倒だ。苦肉の策でお茶パックに入れて手で絞ったみた。すると上手くいったのだ。絞った後はそのまま捨てられるから後始末も簡単だ。でも気をつけないと袋が破けて中身が飛び散ることがある。一度絞ってしまうと網も通るようになる。最後に茶漉しでさっとこして仕上げる。副産物として、握力を鍛えることができる。

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追記

　搾りたてのジュースの美味しさをこの歳になって初めて知った。市販のジュースも美味しいが、混ざり物なし搾りたては殊更に美味い。搾りたてを冷凍庫で少し凍らせたシャーベットも美味しい。

　柑橘系やパイナップル、リンゴ、葡萄はジュースがいい。柿、なし、ラフランスはスムージーがいい。トロッとした果肉が美味い。いずれも混ぜ物なしが美味しい。苺やバナナやキウイはミルクやヨーグルト、蜂蜜、練乳などを合わせたシェイクが美味しい。

　スイカやメロンはジュースにすると青臭さい。きっと種を取り除けば青臭さも減るのだろうが、めんどくさい。

　野菜ジュースも試したが、イマイチだった。いつか電動の低速ジューサーを手に入れたら、再チャレンジしてみたい。

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