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執筆者の写真Yukihiro Nakamura

エクアドル・アンデスマウンテン

更新日:2020年2月15日

 アンデスマウンテンはエクアドルの珈琲である。スターバックスリザーブのクローバーで飲んだロハもエクアドルの珈琲だった。品種の詳細はわからないがアラビカ種であることは同じで、大きく異なるのが栽培地の標高である。ロハは1700m界隈で栽培され、アンデスマウンテンは500m界隈の低地栽培だ。標高が高いところで栽培されることで香りや酸味が豊かになると聞いていたから、違いに興味が湧く。


豆について

  1. 国名:エクアドル共和国

  2. 地域:マナビ県カスコル地区

  3. 精製:ウォッシュト

  4. 品種:ティピカ、カトゥーラ等

  5. クロップ:2018/19

  6. 収穫時期:7-9月単一農園ではなく2~10ヘクタールの小農家で栽培された豆の集買

  7. 標高:350-600m

 自然の大地が生んだ傑作、アンデスの恵みの珈琲「エクアドル・アンデスマウンテン」は、とても薫り高い珈琲である。 ナッツなどの香りに加えて、柑橘系の爽やかなフルーツの香りが感じられ、柔らかくすっきりとした酸味と口あたりを楽しめる。赤道直下の国エクアドル北西部にある、マナビ県の自然に囲まれた土地で丁寧に育てられた。マナビ県は有機農産物や魚介類、天然資源を豊富に産出している。口当たりはカリブ系の珈琲に近い味わい。熟度、脂質ともに高めで、ブルマンフアンにお勧めとある。


 

結果


EA:エクアドル・アンデスマウンテン

  1. 自家焙煎の中煎り、中挽き、焙煎2日目。

  2. 豆を挽くとナッツ系と淡いフローラルの香りがする

  3. コーノ式で飲む

  4. 蒸らしの膨らみはよく膨らんだ

  5. 一口飲むと第一印象は甘かった

  6. 喉越しは爽やかで、苦味は控えめで、酸味が香る

 ロハはテイスティングノートをつけておらず、淹れ方や豆の量も違い、同時に飲み比べているわけではないが、アンデスマウンテンに似た感触がする。低地栽培でも酸味もあり豊かな味わいがある。

 BM:ブルーマウンテンのテイスティングノートと比較すると傾向が似ている。同じ中南米でもジャマイカはカリブ海側、エクアドルは太平洋側である。にも関わらず口当たりはカリブ系なのだ。

 

追記


 低い標高で育てながら、アンデスマウンテンというのはこれいかに。高山で栽培されたのかと思ってしまう。名前に関してはさらに、ブルーマウンテンのおかげで、なんとかマウンテンと聞くとどれも良さそうに思ってしまうのは、自分だけだろうか。いずれにしても、標高が高いところで栽培されることで香りや酸味が豊かになるという話だったが、実際に飲んでみてよくわからなくなってしまった。



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