2022/7/17
COFFEE HUNTERSの「Café de abril(カフェ デ アブリル)」のテーマは「玄鳥至(つばめきたる)」。
疾走感ある爽やかな酸味とスムースで軽やかな飲み口。飲み始めは文旦のようなジューシーな酸味が特徴的。時間が経つにつれてバターや黒糖を思わせる優しい甘味が現れる。クリアで洗練された味わいは清和を感じる季節にふさわしい一杯。
CA:カフェ デ アブリル
生産国:パナマ共和国/エル サルバドル共和国/エル サルバドル共和国
生産地:チリキ県/ラ リベルタ県/サン ミゲル県
農 園:コトワ/マリアストレス/アントニエタ
標 高:1500-1700m/1100m/1070-1550m
栽培種:アラビカ種カトゥーラ/アラビカ種ブルボン/アラビカ種マラゴジッペ
プロセス:ウォッシュト/ナチュラル/ウォッシュト
原料豆輸送:リーファーコンテナ/リーファーコンテナ/リーファーコンテナ
強く感じられる:レモネード、ミルクチョコレート、文旦
微かに感じられる:よもぎ、黒糖
味わいの強さ:3/10
酸味:6/10
苦味:3/10
甘味:8/10
焙煎度:3/10
中南米2カ国の3農園3品種の珈琲をブレンドし、そのプロセスは2種類を採用している。コトワ農園の珈琲は飲んだことがあるが、マリアストレスのブルボンはまだ飲んだことがない。アントニエタ農園のマラゴジッペ は馴染みのある珈琲だ。 そういえば、今年はツバメをちゃんと意識して見ていない。
感想
開封すると甘く香ばしい香り
中挽きにするとほんのりナッツの香りが甘くかおる
MUGENで1人分10gでドリップ
美味しそうに膨らむ
ドリップ時の香りは弱め
一口目に苦味が際立つ印象
喉越しに柔らかな甘味
酸味はあまり感じない
飲み終わりもスッキリ
珈琲らしい苦味を感じる
酸味と甘みをイメージしていたため、苦味がかえって目立って感じられたのかもしれない。想像していた味とは違うようだが、とても飲みやすく美味しい珈琲だ。昔から馴染んだ苦味の珈琲の味だった。母もゲイシャとはまた違った美味しさだと喜んだ。
追記
今年は梅雨明け宣言が異常に早かったけれど、その後梅雨のような天気が続き、毎日雨の降らない日はない。愛犬が散歩に行けず困っている。数日前庭で蝉の抜け殻を見かけ、今日鳴き声を聞いた。一時期おさまりかけていたコロナも急激に増え、4回目のワクチン接種の話を聞くようになった。我が家は7月31日にかかりつけ医で接種することになっている。安倍元首相が凶弾に倒れ、まさかと目を疑う事件が日々飛び込んでくる。世の中の激しい変化に気持ちが揺さぶられる。母もニュースを見て怯えたことを口にする。美味しい珈琲を飲んでそんな気持ちを紛らわせている。
ついでに見つけた、初代ゴジラを滅ぼした「オキシジェン・デストロイヤー」型のペーパーウェイト。あらぬところへ夢想を運ぶ一助になった。
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