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執筆者の写真Yukihiro Nakamura

コロンボ

2024/3/25


 マリアージュ フレールの「プランス ドゥ コロンボ」


 美味しい紅茶の入れ方は「ポットとカップをしっかり温め、沸かしたてのお湯で入れる」こと。さらに「温度を下げないよう、ポットにかぶせる保温カバー(ティーコジー)を使う」らしい。ティーコジーがなければタオルを巻いても良いようだ。そこで保温効果を狙ってハリオのダブルグラス珈琲プレスを試してみた。



 珈琲プレスにお湯を注ぎ温める。珈琲プレスのお湯をカップに移し、カップも温めてお湯を捨てる。


 コロンボの缶も蓋がなかなか開かない。こじ開けるようにして開ける。マルコポーロのような甘い香りはなく、しっとりとした紅茶らしい優しい香りだ。


 ポットに茶匙山盛り1杯を入れ、沸かしたてのお湯を勢いよく注ぐ。蓋をして蒸らしながら観察すると、茶葉が浮いたり沈んだりを繰り返す。3分経っても全ての茶葉は沈まない。もう3分蒸らしてカップに注いだ。


 3人用のダブルグラス珈琲プレスで1人分を抽出すると、お湯の量が少ないから保温効果は弱いが効果はあったとおもう。



感想


 カップを口元に持ってくるとほんのり紅茶の香りがする。一口飲む。6分蒸らしたけれど渋みはなく優しい紅茶の味が口中に広がった。マルコポーロのフレーバーで華やかな香りとは対照的に、香りはおとなしく、味もすっきりと優しくおいしかった。


 

紅茶について


「プランス ドゥ コロンボ」

 その昔より、活気と歓喜に溢れ、眩い光を放つ海上の十字路、コロンボ。セイロン島の海岸の一角にあるその街は、世界中から訪れる旅人を今でも惹きつける歴史物語を伝える交易の港。 貴重なスパイス、美しい輝きに抗えない宝石の数々、人々を魅了するセイロン特有の紅茶。その煌めくレガシーは共に受け継がれます。

 マリアージュ フレールが世界に伝えるこの「プランス ドゥ コロンボ」は気高く凜とした若き獅子のように、高貴で調和のとれた味わいを備え、深く絶妙な香りを醸す美しい紅茶。口に含めばその滑らかさに心を奪われるも安堵する味わいは、まさに心を照らし寄り添う日々の良き友となる紅茶です。


マリアージュのHPより


 今回入手したマリアージュ フレールはフルーツの甘い香りの「マルコ ポーロ」とセイロン紅茶の「プランス ドゥ コロンボ」を組み合わたGS-1A / 紅茶の贈り物 ¥4,320


 

追記


 茶葉を眺める。

 見事なまでに三者三様の茶葉だ。アールグレイはとても細かく粒状で、マルコポーロは中ぐらい、コロンボは茶葉が細長い。アールグレイは香料がきつく、マルコポーロはバニラのように甘く優しい。コロンボは香料の香りはなく紅茶そのものの香りがする。


 こうして飲み比べると、はっきりと区別がつく。とはいえまだ紅茶初心者としては、コロンボは飲み慣れた紅茶の味であり、マリアージュフレールだと知らなければ、飲み慣れた紅茶と区別はつかなかった。



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