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執筆者の写真Yukihiro Nakamura

ロイヤルミルクティー

更新日:5月24日

2024/3/25


 ミルクティーはポットで入れた紅茶と温めたミルクをカップに注いで作るものだと思っていた。だが、茶葉をお湯で煮出した後にミルクを加えてしばらく煮て作るのがロイヤルミルクティーだと知った。


 

ちょっと乱暴な気がするが一般的なミルクティーより濃厚で風味と深みが出るらしい。


 

実験


 煮出すのに鍋では大きすぎる。カリタのイブリックはトルココーヒーを淹れるために購入したのだが、ロイヤルミルクティーを作るのに使えそうだ。三脚台に三角架を乗せ、アルコールランプで加熱して作ってみる。


 茶葉はマリアージュのコロンボを使用。


 イブリックにカップ半分の水を入れアルコールランプで沸騰させる。ぷつぷつと気泡が出てきたところで茶匙1杯分の茶葉を入れ2分沸騰しないように沸かす。カップに半分のミルクをイブリックに入れ数分程度火にかけ沸騰直前に火からおろす。茶葉をこしながらカップに注いで完成。アルコールランプは火力が弱く時間がかかるが、沸騰しないように煮出すにはちょうど良い。でもちょっと火力が弱い。


感想


 まず砂糖を入れずに味見をする。ポットで入れた紅茶と温めたミルクをカップに注いで作ったミルクティーに比べると濃厚で確かに風味が強くなった気がする。砂糖を茶匙2杯入れてかき混ぜると母専用のロイヤルミルクティーの完成。


 

本番


 茶葉を増やして紅茶の味を濃くしたほうがいいかもしれない。また2人分を入れるにはイブリックはちょうど良い大きさだが、アルコールランプでは火力が弱い。そこで岩谷のカセットガスジュニアコンパクトにして紅茶を入れた。



 母はミルクティーを飲むのは始めてだという。紅茶はレモンと決まっていると思い込んでいたらしい。「こんなに美味しい紅茶を飲むのは初めてだよ」と、とても喜んでくれた。お世辞かもしれないが嬉しかった。


 

追記


 イギリス人はほとんどの場合ミルクティーで紅茶を楽しむらしい。美味しいミルクティーは濃いめに紅茶を入れるのが秘訣で、紅茶の渋みがミルクとよくあうらしい。


 ロイヤルミルクティーは王室で飲まれているミルクティーかと思いきや、日本の飲料メーカーが作った和製ミルクティーであった。



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