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酒その3

執筆者の写真: Yukihiro Nakamura
Yukihiro Nakamura
10月14日
読了時間: 3分

2026/10/14



僕はお酒を好きか


 モヒートを美味しいと思った。きっと他のお酒も美味しいだろうと、ブランデー、カンパリソーダ、ウイスキー、ギムレット、マティーニと試した。そして思うのは、モヒートとカンパリソーダはまた飲みたい。ブランデー、ウイスキー、ギムレット、マティーニはそれほどでも無いということだった。


 モヒートとカンパリソーダは甘みのあるアルコール低めのお酒だ。対してブランデーやウイスキーは甘味はほとんどなくアルコールが強い。ギムレットは甘みがあるがアルコールが強く、マティーニは甘くもなくアルコールも強い。


 つまり僕は「甘いお酒が好き」だと思っていたが、「甘くてアルコールの低いお酒が好き」だということがはっきりした。


 甘くてアルコールの低いお酒は、ジュースとは違う深みのある味わいがある。しかもその甘さは甘すぎてもいけない。ほのかな甘みとほのかなアルコールが美味しいと感じるようだ。


 今の所その条件を満たしているのがモヒートとカンパリソーダだった。まだ飲んでいないだけで、美味しいと思うお酒はいくらでもあるに違いない。きっとそれは、甘くてアルコールの低いお酒なのだろうと思う。


 ブランデーグラスを傾けたり、バーボンをぐびっと煽ったり、マティーニを頼む風景に憧れがあった。そのムードを楽しむこともあるには違いないだろう。




試してわかったこと


 硬い果物が苦手になった母のために、果物をジュースにして飲むことが増えた。りんご、なし、洋梨、葡萄は100%絞りたてが美味しい。いちご、バナナ、キウイはそのままジュースにすることは少なく、ミルクや砂糖と合わせることが多かった。スイカ、メロンはジュースにするより食べた方が美味しかった。柿はジュースというよりもジャムか餡子のような状態にしたものが美味しかった。ジュースは味もさることながら香りがいい。特に洋梨の香りが好きだ。スイカはジュースにすると青臭い香りがして美味くない一因でもあった。


 スイカは種ごとミキサーにかけて絞ると、種の油分や渋みとかえぐみが混ざる。林檎や梨も種ごとジュースにすると旨みが落ちる。種が細かいイチゴやキウイはあまり気にしなかったが、取り除けば味が違うのだろう。ということから、種を取り除ける果物のジュースは果肉の旨味を楽しめるのだろうと想像する。


 その点コーヒーは種を飲料にする。コーヒーの果肉は食べたことすらない。ただ種を楽しむ場合は果肉をしっかり取り除き、乾燥させたものを煎って、細かく砕いたものに、お湯を加えエキスを抽出した物を飲む。カボチャの種をそうやって飲んだことがあるが、コーヒーのようではないがそれなりに楽しめた。


 果実や穀物を食す方法は、そのままだったり、焼いたり煮たり、ジュースにしたり、お酒にしたりと、色々な楽しみ方がある。古希を迎えるほど歳は食ったが、まだ食べたことがないものがたくさんある。お酒に限っても日本酒やビールやワインはまだ未知の飲み物だ。まだまだ、その旨みを知るチャンスはあるだろう。

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