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執筆者の写真Yukihiro Nakamura

蒸らし その1

更新日:2020年2月15日


結論


 今まで珈琲をドリップで淹れることに自信がなかった。それは、何度やっても蒸らしで珈琲豆がこんもりハンバーグのように盛り上がった試しがなく、技術と経験が足りないのだと思っていたからだ。しかしこれは技術の問題ではなく、豆の鮮度が問題だった。



実験方法

  1. 抽出方法:コーノ式ペーパードリッパー

  2. 抽出条件:中挽き17g、80℃

  3. 豆:焙煎5日目のトラジャママサvsいつ焙煎したかわからないKALDIリッチブレンド


結果


焙煎5日目のトラジャママサ(中煎り)

 焙煎したての豆はガスをたくさん含んでいる。だから淹れる直前に挽いてお湯を注ぐと、お湯で蒸れた豆からガスが発生し、こんもりとハンバーグのように豆が盛り上がった。


いつ焙煎したかわからないKALDIリッチブレンド(深煎り)

 約1月前に購入した豆である。焙煎された状態でお店に並んでいたので、焙煎後1ヶ月以上経過している。同じようにお湯を注いでも盛り上がることはなかった。


追記


 今まで焙煎したての豆で珈琲を淹れたことがなかったから、豆の鮮度の重要さがわからなかった。結局、いつ焙煎したかわからない豆でドリップして、うまく蒸すことができないと落ち込んでいたわけだ。一つコンプレックスが解消された。話には聞いたことがあったけれど、実際にこの目で見て体験するまで、こうも違うのだとわからなかった。一歩階段を上った心地がする。



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