ペルー北東部に位置するアマゾナス州は、ペルーの珈琲生産地の中でも高品質な豆が生産される地域として知られている。農園では、直射日光を防ぐためにシェードツリーを農園全体に万遍なく植えており、収穫後パーチメントの乾燥もビニールテントで覆うことで乾燥中に雨で濡れないようにしている。更に直接コンクリート上で乾燥させるのではなく、地上から数十センチ上げた位置に木製の棚を置きその上でじっくり乾燥させている。
2年以上、化学肥料及び農薬を使用しておらず、遺伝子組換え種苗を使用していないとして、日本有機JAS認証を受けている。
豆について
精選・異物除去・スクリーン選別機械が充実し、乾燥工程も手間をかけて丁寧に行うことで、生豆の色目・水分が均等に揃い、外見上も綺麗に仕上がっている。栽培地域の標高が高い為、実が熟し適度な酸味とコクをバランスよく併せ持ち、芳醇で豊かな香りのする高品質な珈琲。ティピカ種70%、カツーラ種30%
中煎り
結果
焙煎2日目を頂く。
豆を挽くとナッツのような香ばしい香りが立つ。
ペーパードリップで飲む。
蒸らしの膨らみは美味しそうに見事に膨らむ。
一口飲むと香りは爽やか。
酸味控えめ、甘味を感じる、苦味、コクがしっかりしている。
CS:コロンビア・スプレモ/PE:ペルー・オーガニック
追記
Makuakeクラウドファンディングでオーダーしたロースターの、ストレッチゴール達成記念として、おまけにつけてくれたペルー産の有機栽培の生豆100gである。ロースターはボタンを押すだけで中煎り、深煎りを焙煎してくれて、豆の種類が変わっても、ちゃんと中煎りができる。まだ数回使った程度だがとても気に入った。あとは耐久性が良いことを祈っている。さて、ペルー・オーガニックはティピカ種70%、カツーラ種30%と説明書きがある、ブレンドということだろうか。いまいちよくわからない。
下調べから酸味はどの程度かなと飲むと、意外に酸味より甘みを感じる。コロンビア・スプレモではもっと甘みを感じたが、もしかすると、今日の味覚は甘みを感じやすい日ではないか。ふとそんなことを思う。確かに、味覚は日によって違っている気がする。こうしたテイスティングを行う場合は、味覚をリセットする必要があるようだ。しかし、どうやってリセットしたものだろうか。今後の課題だ。
コメント