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執筆者の写真Yukihiro Nakamura

パカマラ

更新日:2020年2月15日


 1980年代終わりに、中米エル サルバドルの国立コーヒー研究所ISIC(Instituto Salvadoreño de Investigaciones del Café)が世に出した人工交配種パカマラは、当初話題にもならずあまり評価されなかった。アラビカ種の中で、樹高も葉も実も一番大きなマラゴジッペ亜種は、ブラジルで発見された突然変異種で、高品質にも関わらず収量も少なく樹高が高いので収穫が面倒というデメリットがあり、栽培する産地が減っていた。一方エル サルバドルで起きた突然変異種のパカスは、品質も安定し小振りで多収量の注目される品種に育ち、ISICの遺伝子課の研究者達は、この二品種の良い点だけを兼ね備えた、大粒で高収量のかつ収穫しやすい交配種を作るプロジェクトを起こした。パカマラはこうして20年以上の歳月を掛けて確立された品種だった。1990年代後半から始まったスペシャルティー コーヒーのブームは、アメリカのコーヒー業界を変えて行き、量より質を求めるようになり、注目を集めたのがパカマラだった。当初エル サルバドルの一部の生産者だけが植えていたパカマラが、現在では世界各国の生産者の間で認められ栽培されるようになった。

(Wikipediaより)


 

結果

  • ニカラグア産パカラマ焙煎翌日を飲む。

  • 豆を挽くと、フルーツのようなナッツのような香ばしい香りがする。

  • ペーパードリップで飲む。

  • 今回の焙煎は浅煎りに近く、爽やかな酸味が際立っている。

  • 苦味はほとんど感じられない。

  • すっきりとした爽やかな珈琲だ。



 

追記


 単体で豆を見たときさほど大きくは感じなかったが、ブルーマウンテン、ハワイコナ と比較すると大きさがわかる。確かにパカマラの豆は大きい。

 初めて自分で焙煎した珈琲の味は格別だ。見てくれはあまり良くないが、とても美味しいと思う。今回のパカマラはエルサルバドル産ではなくニカラグア産である。風土の違いなどから、きっと違いがあるのだろう、いつかエルサルバドル産も試してみようと思う。




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