かねてよりカフェラテ、カプチーノ、マキアートやカフェモカは何が違うのだろうと思っていたが、それはミルクとエスプレッソの比率の違いだった。
ミルクとエスプレッソの比率 ミルクの種類
カフェラテ 8:2 ※1or ※2
カプチーノ 7:3 ※1
マキアート 1:3 ※1
カフェモカ 7:3 ※1&※3
カフェオレ 5:5 ※2&※4
※1:フォームドミルク(温めた上で、泡立てたミルク)
※2:スチームドミルク(温めたミルク)
※3:チョコレートソースやシロップ、ココアをトッピング
※4:ドリップコーヒーを使用
違いが明確にわからなかったのも納得である。カフェラテ>カプチーノ>マキアートの順でミルクの割合が少なくなるのだが、カフェラテとカプチーノの違いは大してない。デロンギEC860Mにはカフェラテとカプチーノのボタンがある。抽出するエスプレッソの量は同じで、カフェラテの方がフォームドミルクの量が多く注がれる。ミルクコンテナのフロスミルクの調整つまみを手前にすると泡が大きく、奥に押し込むと泡が小さくなる。カフェラテの時は奥に押し込み泡を小さくするよう説明があり、泡のキメの細かさで口当たりや、甘みが違う気がするが、大雑把にはカフェラテとカプチーノの味に大差はなく、シロップを入れてしまうとさらに違いはわからなくなる。今までお店で頼む時はそうしたことも知らぬまま、ラテとかモカとかといった名称がなんとなくオシャレなので選んでいたのであった。
カフェオレもコーヒーとミルクのブレンドだが、コーヒーがドリップコーヒーであるため、カプチーノや、カフェラテとは味わいが違う。銭湯で飲んだコーヒー牛乳のテイストだ。目の前でコーヒーとミルクをカップから離して手品のように注いでくれた喫茶店”せつむら”を思い出す。思うに高い位置から注ぐ方法はインディアンコーヒーというべきかもしれない。
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