2021年5月25日 AppleはApple Musicで、ロスレスファイル(24bit/48kHz/.m4a)、ハイレゾリューションロスレスファイル(24bit/192kHz/.m4a)の再生が可能となった。すでにmacOSは、2004年4月にリリースされたiTunes 4.5以降、QuickTime 6.5.1以降からApple Lossless形式の対応となっていたが、Apple Musicでは利用できなかった。それが、ついに本日ようやく利用できるようになったのである。
Apple Musicなどのハイレゾリューションロスレス再生に対応したOSは以下の通り
macOS BigSur11.4
iOS14.6
iPadOS14.6
HomePod14.6
tvOS14.6
今までmacのAudioMIDI設定のオーディオ設定は2ch32ビット整数44.1kHzとなっていた。
アップデート後フォーマットの中から2ch32ビット整数192.0kHzを選択(以前の選択肢は96.0kHz2ch32ビットまで)
これでmac側のハイレゾリューションロスレスファイル(24bit/192kHz)再生環境は整った。DS-DAC-10Rは24bit/192kHzに対応したUSB接続DACなので、DACのインジケーターが白に変わりソースが192kHzに変わったことを示している。環境は整った!!!
早速AppleMusicを聞いてみる。心なしか音に深みがあるような気がする。いやわからない。そもそもソースはどうなっているのだろう。情報を見るが・・・
データの情報がない・・・。データサイズも圧縮形式がロスレスなのかAACなのかもわからない。AACがロスレスになってデータサイズが大きくなると、現在の通信環境で快適な再生ができるか若干の不安があったが、今のところ変更前と違いを感じることはない。ということはデータサイズが大きくなってはいないということだと思う。新しいファイル形式の噂もあったから・・・ワクワクドキドキするけどどういう状況なのかしばし注目したい。
ドルビーアトモスによる空間オーディオが6月から始まるという。「Apple Musicのドルビーアトモスによる空間オーディオは、H1チップまたはW1チップを搭載したAirPodsやBeatsのヘッドホン、そして最新バージョンのiPhone、iPad、Macの内蔵スピーカーで、自分の周りを音源が囲ってるようなサラウンド体験を実現する。」ということなので、残念ながら手持ちの機材ではまだ体験できないのか・・・。ロスレスファイル、ハイレゾリューションロスレスファイルが利用できるようになるのも6月からなのかな?
翌日2021/5/26に再度確認したら
これはAACのオーディオファイルだった。昨日はここに情報が記載されていなかった。
よく見ると詳細データの内容も記載が少し変わっている。
今のところロスレスファイル、ハイレゾリューションロスレスファイルを聞けていない。
2022/3/7
昨年ハイレゾ対応してから約半年、気になっていたことが少しずつ改善されている。
ジッターや、デジタルノイズが気にならなくなってきた。特にKingGnuの曲は低音ノイズが激しく、当初ダイナミックレンジが広くなった結果、アンプの再生能力不足なのだろうかと思ったのだが、最近そういったノイズが無くなった。と言うことは、Apple側の問題だったようだ。せっかく高音質になったはずなのにノイズが乗って残念に思っていたから、改善されとても嬉しい。
再生中に停止させ、一晩経ってから再スタートさせると途中で音がなくなる現象があった。データサイズが大きくなったため、継続して再生した場合先読みできていたが、止めてしばらくして再生させると、先読みデータが足りない。そんな感じだった。まだその現象がなくなったわけではないが、頻度が低くなった。でも継続させずに新たなプレイリストを選択するとほぼ遅延なく再生されるから、単に先読みの問題ではない気もする。
HomePodに”ヘイSiri音楽”と指示をしても曲が流れない現象が頻度が少なくなった。これもデータサイズが大きくなったことによる先読みデータ不足が原因ではないかと思っている。が最近ちょっと待てば音楽がかかるようになってきた。仕方がないから、iPadからHomeアプリを操作して音楽再生を強制的に実行すると、なんとか音が出る。これはまだまだ使い勝手が悪いから早く改善してほしい。
2021/12/30
Apple Musicは2021年5月にロスレスとDolby Atmosへの対応を発表したさいに、ロスレスについては2000万曲から始まり、年内にはカタログ全体(発表時は「7500万曲以上」、後に「9000万曲」に上方修正)を同品質にすると約束していた。12月末現在、その目標はほぼ達成されたらしい。
Apple Musicのロスレス対応を発表した当時は、AirPodsシリーズでロスレス品質で音源を聴けないことが物議を醸していた。それは、AirPodsがどれもBluetoothを経由して音を伝送しており、そこで使われるコーデックはすべて非可逆圧縮方式のため音質劣化は避けられないという必然の話ではあった。
最上位モデルのAirPods Maxも例外ではなく、「Lightning - 3.5mmオーディオケーブル」で有線接続もできるが、その場合も3.5mm端子にアナログ音声を入力>Lightning経由でデジタル変換してAirPods Maxへ出力>再びアナログ変換されるため、ロスレス品質での再生は不可能となっている。
HomePodシリーズも、当初はAirPlay 2の規格上ロスレス伝送には非対応だったが、10月末に配信されたiOS/iPadOS 15.1以降では、ロスレスおよびDolby Atmosでの再生が可能となっている。
Apple Musicはハイレゾロスレス(最高192kHz/24bit/ロスレスは最高48kHz/24bit)の楽曲も配信しているが、そちらを聴くためには外部DACが必要となる。
2021/6/20
Macで聞くAppleMusicの音質が先月までよりクリアーになったような気がする。ただたまにジッターというか、デジタルノイズというか、妙に雑音の乗った曲がある。通信量の増加に伴う弊害はほとんど感じないが、再生開始時に以前より間が開くことがある。またいつまで経っても再生が始まらない時もある。曲を変更するとちゃんとかかる。音楽を聴きながらWebを見ても表示速度が遅くなる感じもほとんどしない。ということで、若干問題はあるが、概ねロスレス、ハイレゾロスレスになることでの心配は杞憂に終わり、音質の改善は叶えられたようだ。
2021/6/8
iPhoneもiPadもロスレスオーディオを聴けるようになった。
2021/6/8
未明にApple Worldwide Developers Conference 2021が行われた。ミュージックアプリを一旦閉じて、再度起動すると。ロスレス設定ができるようになっていた。
早速聞いてみると見慣れないマークがありクリックするとロスレスであるとのこと
情報を見ると
こうしてついにAppleMusicでロスレス再生ができるようになった。
バンザイ
さて音質だが・・・・
うーんわかんない。
予想していたことだけど、わかりません。
再生に時間がかかったりネットワークが重くなることを心配したけど
それも今のところあまり感じない。
さらにハイレゾロスレスを試す
ハイレゾロスレスの音源
音源情報
おおーこれがハイレゾかー・・・
すでに「One Last Kiss」はAACで何度か聞いているので違いがわかるような・・・
うーん少しクリアーな気もするけど・・・
うーんわかりません。
いい音です。
ハイレゾロスレスのファイルはまだ少ない。
かなりのファイルがロスレスのファイルで聴けるが
これも全てではないようだ。
そして、
プレイリストに沢山空間オーディオが登場した。
空間オーディオを体験するには
AirPods Pro や AirPods Max が必要となる。
AirPods Pro 2(仮)は2022年発売予定、モーションセンサー強化でフィットネス重視の噂がある。もう少し待とうか・・・。
ヘッドホンで聞いてみた。
微妙と言えば微妙だが没入感は確かにある。
でも前や上や後ろで鳴っている感じはしないかな。
AirPods Pro や AirPods Maxでもこんな感じだろうか・・・
でも久しぶりにヘッドホンでちょっと大きめな音で聞くと
あーいい音だなーと思う
空間オーディオ対応とそうでないものを比較すると
空間オーディオ対応の方が没入感があるのは事実。