2024/2/5
SwitchBotの「スマート電球2個セット」を試した。
電球にWi-Fi機能を持たることでスマート家電として早くから登場したが、埋め込みスイッチとの共存ができないため後回しにしてきた。いまだにその問題は解決していないが、お掃除ロボットの使い勝手が気に入ったSwitchBotは価格も手頃で、一つのアプリで、お掃除ロボットも、屋外カメラも、電球も操作できるので試しに使ってみることにした。
仕様
メーカー:スイッチボット(SwitchBot)
型番:W1401400
梱包サイズ:13.6 x 13.6 x 7.2 cm
色:電球色, 昼白色
ワット数:10 W
電圧:100 ボルト
口金:E26
輝度(ルーメン):800 lm
色温度:2700 ケルビン
重量:0.25 キログラム
購入価格:¥3,210
設定
交換する照明の電源スイッチをOFF
電球をSwitchBotの「スマート電球」に交換
電源をON
SwitchBotのアプリでデバイスを追加
SwitchBotのアプリでWi-Fi接続
アプリでさまざまな設定ができる
ホワイト:色温度と明るさを設定し白昼色や電球色を設定。
カラー:RGBマルチカラー1600万色の設定。
動態効果:点滅などの設定。
ミュージック:音楽に合わせて色が変化。
使用感
とてもいいと思う、取り付け工事もハブも必要なく、ソケットに差し込んで設定すればすぐに使える。壁スイッチをOFFにしても設定は失われず、別のソケットに移動しても設定した操作をすることができ、外出先からもON/OFF状態がわかるのも嬉しい。
明るさや色を自由に変えられることは非常にありがたい。しかし好みの設定にした後はほとんど変更することはない気がする。またカラーや動態機能やミュージック機能は、来客時に面白いが実際はほとんど使わない。
便利になったが、今までの習慣で壁のスイッチをOFFにしてしまうとコントロールができなくなる。それに気が付かず、ようやく「ああそうか」と壁のスイッチをONしに行く。しばらくそんなことが繰り返されそうだ。
今回導入した2箇所と、以前導入したスマートプラグの3箇所は一度にON/OFF制御できる用になった。そうなってくると全ての照明を一度に制御したくなるが、電球タイプは母にとっては使いにくい。壁スイッチで良いものが見つかるまで我慢。
オートメーション機能(時間、温度、人感などの要因でON/OFF制御する機能)はうまく利用すると誠にありがたく、規則正しい生活のベースとなり健康管理にも役立ちそうだ。
追記
我が家のスマート化は照明が後回しになった。照明をスマート化する方法は、電球をスマート化する方法と、スイッチをスマート化する方法が考えられるが、いずれも一長一短がありベストな回答が見つからないためだ。
電球のスマート化:Wi-Fi機能を持った電球を使うことで、簡単に照明のスマート化が実現できるが、埋め込みスイッチとの共存ができない。
スイッチのスマート化:
スマートプラグ:Wi-Fi機能を持ったプラグをコンセントに挟んで照明器具に接続することで実現できるが、埋め込み照明には利用出来ない。
壁スイッチ:Wi-Fi機能を持った壁スイッチに交換する方法。電気工事士の資格保持者でないと工事できない、電源供給が難しいなど、現時点では使いたい製品が見当たらない。
壁スイッチ用指ロボット:壁スイッチを押すWi-Fi機能を持った指ロボットでスイッチを押す。しかしシーソータイプのスイッチには利用できない。
スマート電球やスマートプラグはやはり一時的なものという気がする。Wi-Fi機能を持った壁スイッチで良いものがあれば一番いいのだが、現段階ではまだ良さそうなものが見当たらない。
Appleで利用する場合ショートカット登録することで音声アシスタントを利用できるが、きめ細かい指示はAmazonのアレクやGoogleアシスタント対応が多い。たとえば「温度を1度上げて」のような指示は我が家ではまだできない。メーカーを問わずプラットフォームを超えてIoT機器間のシームレスな通信を可能にするMatterの登場で、使いやすくなると思われるが、残念ながら我が家の機器ではまだ利用できない。IFTTT(IF This Then That.)と連携することで、さらに使いやすくなると思われるが、例えば「おはよう」と言えば、エアコンと照明がつくなどのことは、すでにSiriで実現している。
2024/3/3
照明のスマート化はWi-Fi機能を持った壁スイッチの登場を待とうと思っていたが、今回色々実験を行ってきてSwitchBotのスマート電球の使い勝手が予想以上に良好なので、家全体の照明をスマート電球に置き換えた。
2024/2/28
スマート電球が気に入ったので、リビングの照明もスマート電球に交換した。設定そのものは簡単だが、脚立に乗らなければ届かないところにある電球なので、これから交換が怖くなりそうだ。ついでにガラスのホヤを洗って埃落としをした。スマート電球化自体はすぐにできるのだが交換や掃除が大変だ。
SwitchBotでAppleのショートカットを作り、Appleのショートカットアプリで同時にON/OFFさせたりなど色々な設定をしている。ところが、ショートカットを作ってからしばらくしないとアプリ側でアクション設定メニューにSwitchBotで作ったショートカットが現れない。という現象があり、いっぺんにつけたり消したりという設定を早く試したいのにできない。最初何が原因かわからないから、やたらと調べ回って結局できないため諦める。しばらくして再度試すと現れていて、あれーあるじゃん、なんだと問題は解決する。せっかちなだけかもしれないけど。便利に慣ればなるほどすぐに反応して欲しい。困ったものだ。とりあえず我が家もスマートホームっぽくなってきた。
2024/2/18
壁スイッチのON/OFFを優先させる方法。
設定方法:
アプリ→設定したいスマート電球→右上の歯車マーク→停電復帰→オンを選択
動作について:
この設定で壁スイッチのON/OFFが優先されるようになる。停電復帰の初期設定は「電源が切られた前の状態を維持する」になっておりON/OFFはアプリでのみ可能だが、停電復帰設定を「オン」にすると、壁スイッチをOFFにしてからONにするとライトがつくようになる。こうしておけばアプリの操作と、壁スイッチでのON/OFFが併用できる。ただし、壁スイッチをOFFにしてしまうとアプリでONにすることはできない。つまり消すときはアプリでOFFにしないとアプリでの操作を続けて行うことができない。全てOKではないが、少し使いやすくなった。