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2023/2/24 2024/5/26 約10か月の短い期間に役者絵その他の作品を版行したのち、忽然と姿を消した謎の絵師として知られる。その出自や経歴については様々な研究がなされてきたが、現在では阿波徳島藩主蜂須賀家お抱えの能役者斎藤十郎兵衛とする説が有力となっている。（W...

2023/2/24 星月夜 2024/5/26 フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホはオランダ人。筆跡を生かし想像を超えた色彩で描かれた絵は、独特なオーラを醸し誰もがこの絵はゴッホだと認識する。 画家との出会い

2023/2/24 日展で生の絵の良さを痛感していた。1970年大阪万国博覧会の万博美術館は有料だったが迷わず入館し、そこには世界中の名画が集められ今まで以上に強烈な印象を残した。特にスペインのフランシスコ・デ・ゴヤの「キリストの磔刑」はその大きさ、生々しさ、まるでそこにキ...

2023/2/24 真珠の耳飾りの少女 2024/5/26 フェルメールの通称だが本名はヤン・ファン・デル・メール・ファン・デルフト。オランダの画家である。ポワンティエ技法（窓から差し込む光を反射して少女の髪や耳飾りが輝くところを明るい絵の具の点で表現する方法）やフェルメー...

叫び 2024/5/26 エドヴァルド・ムンクはノルウエーの画家。ムンクの名と「叫び」はなぜか誰でも知っている。そしてムンクには申し訳ないが「叫び」以外の絵を見たことがない。さらに「叫び」は美しい絵でも技巧的な絵でもない。とにかく構図とタイトルが人々の記憶に強烈に刻まれる特...

2023/2/24 ダヴィデ像 2024/5/26 ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニはイタリア人。ミケランジェロが二十歳の頃に制作したダヴィデ像は巨人ゴリアテを睨みつけている。見上げた時に均整のとれた肉体に映るようにあえて上半身をデフォルメしてい...

2023/2/24 ヴィーナスの誕生 2024/5/26 サンドロ・ボッティチェッリはイタリア人。海より誕生したヴィーナスを描いた絵はとても象徴的な構図だ。貝の上に立ち、西風に吹かれて岸に到着。季節の女神が花の衣を差し出している。よく見ると傾げた首が太くて長いし、肩が下がり...

2023/2/24 最初に覚えた画家の名前がダビンチだった気がする。まだどんな絵が好きかもはっきりしない頃。どんな画家がいて、どんな絵があるのかも分からない。何も知らない時代にダビンチはスゴイいと誰かが言った。 ダビンチの名前と共に知った「モナリザの微笑」は人類の宝だと聞き...

2023/2/24 葛飾北斎の神奈川沖浪裏は中学生の時に模写している。北斎の図案化された構図は魅力的だ。海、波を描く時、どこか北斎の絵が頭の隅にあるように思う。 画家との出会い

竹久夢二の描く美人画の構図、色調は大正ロマンそのものに見える。彼のことは幼い頃から知っていた。高校生になると、小椋佳が竹久夢二の詩「青い小径」の「靴下」に曲をつけ歌った。その歌の儚さに痺れてしまって恋をしたような気持ちになった。 静岡市美術館にて「夢二と京都の日本画」を鑑賞...

2023/2/24 棟方志功は父が好きだった。父が模刻した釈迦十大弟子を見て好きになった。やはり彼も版画にした時に、彼独特の個性、感性、素晴らしく、彼の狂気を孕んだ容姿とは裏腹な菩薩のような絵が沁みてくる。棟方志功が作品を制作する鬼気迫る様子に圧倒され、この人好きだなと思っ...

2023/2/24 中学生の頃日展（1969年改組第一回）が始まり、両親と出かけた。画集は世界中の名画を見せてくれた。日展は実物の絵の大きさ、匂い、筆跡、肉筆の絵の迫力を教えてくれた。世の中には本当にたくさん画家がいて、色々な絵がある。もっといっぱい見たいと思い、大学生にな...

2023/2/23 ドレを知ったのはいつ頃だろう。ずいぶん幼い頃に彼の絵を見ているように思う。ドレという名前を意識したのは大学生時代に、ダンテの「神曲」の神々しく緻密な挿絵を見た時だった。モノトーンで描かれながら立体的なその絵の描き方を真似してみるのだができなかった。その絵...

2023/2/24 父がセパレートステレオを購入した頃。エアーチャックをするようになり、放送予定を知るために1974年からFMレコパルを購読するようになった。表紙やおまけのカセットラベルに描かれた絵が気に入った。面白おかしく描かれたストーリー性と優しい画風のマルディロだった...

2023/2/24 整然と立った建物がどこかおかしい。よく見ると、柱がありえない配置で並び、そこを流れる水は永遠のループをたどっていた。そんなエッシャーの不思議な絵も書店で見つけたのだった。 静岡美術館へ「エッシャーの世界」を見に行った。 画家との出会い

2023/2/24 毎日のように画集を眺め、自然に画家の名前や画風を覚えた。一番のお気に入りはサルバドール・ダリ。 柘榴から魚が、魚から虎が、その先に銃剣のついた銃が飛び出しその前に裸婦が横たわる。それらが宙に浮いている。背後に足の長いゾウがいる。ありえないけれど、写実的で...

023/3/5 シャガールの絵は色が美しい、でも歪んでるなーと思っていた。 「魔女の宅急便」に登場するキキの友人になった絵描きのお姉さんが描いていた絵はとてもシャガール的だった。実際はシャガールではないらしい。絵のモチーフは、青森県の養護学校に通う生徒の版画作品でタイトルは...

2023/2/23 アール・ヌーヴォーという言葉の持つ雰囲気に惹かれ出会ったのがミュシャだった。ロックウエルもフラゼッタもディーンもミュシャもポスター的な装飾が施されたグラフィックに惹かれた。そこにはどこか退廃的でエロスの香りが漂っていた。 画家との出会い

2023/2/23 コカコーラのポスターや戦闘機に描かれたノーズアートが気になっていた。ある日下宿のそばにオープンした「アップルハウス」という喫茶店にそんな風合いの絵が飾ってあった。なんだか少し違うなと思ったら模写だった。上手い模写ではなかったが模写の元となった画集が置いて...

2015/10/11 SF小説の挿絵で見かけて気になっていた。大学生の頃阪急ファイブの書店に、フラゼッタの画集が並んでいた。独特なラインは正確に人体の強靭さやエロスを表現し、誰も見たことがないような幻想的な風景を見せてくれた。これだこの人だったんだと作者を見つけた喜びを今も...

2023/1/20 レコードジャケットを見て驚いた。なんてイマジネーション豊かなんだろう。イエスのレコードを買うことは当時できなかったけれど、画集を手に入れた。彼の絵を模写する。 2015/9/26　ロジャー・ディーン模写１...

2023/2/23 ウイリアム・スタウトに出会ったのがいつかはっきりとした記憶がない。おそらく学生時代頻繁に訪れた阪急ファイブ5階にあった駸々堂書店で画集を見たのだと思う。子供時代目にすることができた恐竜の絵は画一的だったけれど、恐竜が無条件に好きだったから、その映像を受け...

2023/2/23 ジャン・アンリ・ガストン・ジロー（Jean Henri Gaston Giraud）は、メビウス（Mœbius）のペンネームでも知られるフランスの漫画家である。 名前は以前から耳にしていた。しかし実際に彼の絵に触れる機会は少なかった。ところが、実にさまざ...

2023/2/23 最初に絵に接したのは絵本に違いない。でもはっきり思い出せるのは学校の販売会で買った「モナリザの微笑」のレオナルド・ダビンチだ。いや、名前を知らないだけでもっと前に目にしていたのは模型の箱絵を描いた小松崎茂というべきかもしれない。いずれにしても本格的に画家...