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物語る醍醐味

執筆者の写真: NappleNapple

2024/12/15

 物語を紡ぎ出して気がついた。「やりたいこと、やりたかったことが、それこそなんでもできる」 のである。誰かが書いた物語ではそうはいかない。「この先どうなるのだろう」「これってどういう意味だろう」「ああなったらいいのに、こうなってほしいのに」いろいろなことを思うけれど、ままならないものだ。

 ところが、自分で物語を紡ぐと、それができてしまう。必ずしもなんでもできるわけではないけれど、ほぼほぼ可能だ。


 「アイデアその6」で、これまで紡いだ物語の繋がりを整理してみて、その感覚はさらに強まった。最初はちょっとした思いつきで登場した人物や物たちが、いつの間にか自己主張を始め、個性を磨き上げていく。これまでいろいろな作家の作品を読んで、異なる物語の関係を楽しんだり、はたまた、思うように展開しない歯痒さを感じてきたものだが、今や、自分の物語が思いのままに発展し、繋がっていくのを目の当たりにして楽しむことができる。


 これは、物語ることの楽しさ、まさに醍醐味ではないか。 

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