奏でる
- Napple
- 1月30日
- 読了時間: 2分
更新日:3月3日
2025/1/30

楽器を演奏したい。できることなら自分の気持ちを奏でたいと思う。色々な楽器を試したけれど、どの楽器もままならない。だから、最近はこう思っている。なんとか音を出すことさえできれば、それでいい。ピープー鳴らしながら、感情のままに音を紡ぎたい。
音階の出る楽器は、どうしても曲を意識してしまう。一方太鼓などは、ただ叩くだけで気分を乗せやすい。電子楽器もいい。例えば PlayGround や Musyc、iKaossilator なら、画面を指でなぞれば音が生まれる。直感的に気持ちを音へと変換しやすい。シンセサウンドも、重厚な和音が響けば、心の奥底にある感情に寄り添ってくれる。僕がやりたいのは、そういうことなのだろう。
気持ちを奏でること
音楽を聴くのが好きだ。一日中、何かしらの音楽を流している。素晴らしい音楽がこの世には溢れていて、それを聴くだけで気持ちが満たされる。でも、自分で奏でることを通じて、あることに気がついた。
誰かが作った音楽は、殊に演奏するとなると、気持ちをその音楽に寄り添わせようとする。その時の感情は、音楽によって導かれたものであり、必ずしも自分が今、心の底で感じているものと一致するわけではない。もちろん、たまに重なることもある。でも、それは稀なことだ。
そして、自分で奏でる場合もまた、思い通りに感情を音へと変換できるとは限らない。だからこそ、少しでも理想の音を出せるように、試行錯誤する。
なぜ「気持ちを奏でたい」のだろう?
理由などない。ただ、そうしたいと願うから。もし言葉にするなら、自分の気持ちに沿った音を奏でられると、とても心地よいからだ。それは、絵を描くことや物語を紡ぐことと同じかもしれない。
自分の中にあるものを引き出し、目に見える形や、耳で聞こえるものへと落とし込む。その行為を通して、初めて自分の内側を客観的に眺めることができる。それが面白いのだ。そして、心が解き放たれるような気がする。
追記
今まで試した楽器
2025/3/6
私のであった楽器年表(古い順)
先史時代(4万年以上前~紀元前9000年)
楽器名 誕生地域 備考
ディジュリドゥ オーストラリア 4万年以上前
古代文明期(紀元前9000年~紀元前1000年)
横笛 中国・ヨーロッパ 世界最古のフルート(紀元前9000年ごろ)
オカリナ 南米・中国 紀元前5000年ごろ
パンフルート ギリシャ・中国・南米 紀元前3000年ごろ
クラベス アフリカ・カリブ海 打楽器として発展
タンバリン 中東・ヨーロッパ 聖書や古代ギリシャにも登場
マラカス 南米(アマゾン起源) ひょうたん製が伝統的
カスタネット イベリア半島 フラメンコで使用
チャイム 東アジア 風鈴や仏具として発展
中世~ルネサンス(9世紀~16世紀)
ギター(初期) スペイン・中東 リュートやヴィウエラが祖先
リコーダー ヨーロッパ 17世紀にバロック音楽で流行
ヴァイオリン イタリア(16世紀) クレモナで発展
近世(18世紀)
カホン ペルー アフリカ系奴隷が発展
近代(19世紀)
ギター スペイン(19世紀) クラシックギターの誕生
タブラ インド 北インド古典音楽の主要楽器
ウクレレ ハワイ ポルトガル移民が持ち込む
ハーモニカ ドイツ 口琴の発展形
カズー アメリカ ジャズで活躍
ドラム アメリカ ジャズと共に発展
20世紀(1900年代)
リケンベ アフリカ 親指ピアノ系の一種
テルミン ロシア(1920年) 世界初の電子楽器
シンセサイザー アメリカ(1950年代) Moogが代表的
トーンブロック アメリカorヨーロッパ 教育楽器として普及
21世紀(2000年以降)
タンクドラム アメリカ スチールドラムから派生
これまで試した楽器を見ると、次のような傾向が見えてくる。
打楽器・リズム系(カホン、ドラム、タブラ、マラカス、タンバリン、クラベス、トーンブロック)
→体でリズムを感じる楽器が好き。カホンを主役にした物語を書いていることからも、手で打つ楽器には特に親しみがある。
アンビエント楽器・音響系(タンクドラム、ディジュリドゥ、テルミン、シンセサイザー、チャイム、レインスティック)
→響きや音の余韻を楽しむタイプの楽器にも惹かれている。電子楽器(シンセサイザー、テルミン)にも興味があるし、音の空間的な広がりを大事にしている。
メロディ系・風の要素(横笛、リコーダー、オカリナ、パンフルート、ハーモニカ)
→息を使う楽器も好みの範囲にある。ただし、ヴァイオリンやギターのような弦楽器よりは、手軽に音が出せて感覚的に演奏できるもののほうが向いているかも