2024/6/16
Luma AIの動画生成AI「Dream Machine」を試した。Luma AI・Dream MachineのホームページにGoogleアカウントでログインすると早速プロンプトを入力するだけのシンプルな画面が現れる。月に30回まで無料で動画生成ができるらしい。
実験1:プロンプトのみの生成
Stable Diffusionで画像生成した時のプロンプトを使ってみた。
使用したプロンプト「The town is located in a valley created by a river flowing into a huge inland sea, and is a mysterious town where the opposite bank is a mirror. I want this to be drawn in the style of Daijiro Morohoshi.」
画像生成に比べると時間がかかるが、それでもプロンプトを入力して少し待つと動画が出来上がった。Stable Diffusionで生成した画像イメージに通じるものがある。動きが少ないので面白みは欠けるが、文章を入力するだけで動画ができるのには驚く。(928KB)
実験2:イラストを動かす
学生時代に描いたイラスト「怪人案単多裸亜」を動かしてもらう。
使用したプロンプト「Dancing」
体の部位を認識して動かしているのはすごい。背景も見事に分離させて動かしている。残念なのは顔がプリンになっている。イラストの特徴を保ったまま動かすのは苦手なようだ。実験1よりデータサイズが大きい。(3.2MB)
実験3:AIが生成した画像を動かす
Stable Diffusionで生成した写真的な画像を動画にする
使用したプロンプト「swim」
スムーズに流れていく感じがすごい。でもだんだん顔つきが変わっていく。(2.2MB)
実験4:写真を動かす
学生時代の写真を動画にする。
使用したプロンプト「Zoom out」
いい感じで始まった。途中から東洋人が西洋人に変身していく。おもしろい。なかなかのものだと思う。とにかく背景が自然にパーンしていくのがすごい。(3.4MB)
追記
OpenAIの「Sora」がすごいというので使えるようになるのを楽しみにしていたが、その前にLuma AIが動画生成AI「Dream Machine」を2024/6/13にリリースした。5秒の動画を120コマ2分で生成する。試しでちょっと触っただけでもとても楽しめた。昔の自分の写真が動き出すのは感動する。
AppleがWWDC2024でAI導入を発表した。きっとこれからアルバムの白黒写真をカラーにしたり動かしたりできるようになるに違いない。
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