2024/6/18
懐かしい写真が動き出す。そんなことができるとは思ってもいなかった。動くだけでも面白いのに、ありえないシチュエーションさえ映像化できる。自分が主役の映画。アルバムの写真が動き出したら楽しいだろう。Luma AIのDream Machineに出会ってその可能性に大喜びした。だが結論を言うと、まだちょっと早いようだ。百聞は一見にしかず、とにかくやってみた。
その1
学生時代の冬山の写真である。背後の山が噴火して怪獣が現れたら素敵だろう。
そこで用意したプロンプト
「背後の山が噴火し怪獣が現れる。」
これを翻訳して
「The mountain behind them erupts and a monster appears.」
早速動画生成を試みた。
背後が噴火するまではいいけれど、怪獣は現れず、人物がクローズアップされジョージ・クルーニーみたいな人物に変身してしまった。面白いけれど、求めていたものではない。
その2
太陽の塔をバックにした若き日の万博公園の写真。太陽の塔が動き出したら面白い。
そこで用意したプロンプト
「背後の塔が動き出す。手前の男性が驚き慌てる。」
これを翻訳して
「The tower behind him begins to move, and the man in the foreground panics in surprise.」
出来上がったのがこれ。
なんと言うことだろう、またしてもどこの誰だかわからないおっさんに変身してしまった。しかも太陽の塔は動かず、よくみると少ししわがよっている。全然面白くない。
追記
プロンプトをうまく記述すればもっと希望の結果が得られるだろう。そう思ってプロンプトを変えて試そうにも数時間経っても生成できない。どうやら大勢が利用し始めたようだ。「需要が高いため、無料ティアを一時的に5世代/日に制限しています。有料層はキューに優先権があり、1日の制限はありません。」と表示され、リテイクを諦めた。
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