2023/1/27
梶原 一騎 本名 高森 朝樹は、漫画原作、小説家、映画プロデューサーと多彩な才能を持ち合わせていた。「巨人の星」「あしたのジョー」(高森朝雄名義)「タイガーマスク」と「スポ根」分野を確立。我々は熱血精神を植え付けられた。そうかと思うと「愛と誠」で激しい愛の形を突きつけ、大いに青春時代の熱き血潮をたぎらせてくれた。スポーツや格闘技漫画は得意だった彼だが、SFやファンタジック作品は記憶がない。そういえばハッピーエンドも無縁な感がある。
1967年 夕焼け番長 作画:荘司としお
1967年 柔道一直線 作画:永島慎二、斎藤ゆずる
1968年 あしたのジョー 作画:ちばてつや
1968年 タイガーマスク 作画:辻なおき
1968年 巨人の星 作画:川崎のぼる
1969年 キックの鬼 作画:中城けんたろう
1970年 赤き血のイレブン 作画:園田光慶、深大路昇介
1971年 空手バカ一代 作画:つのだじろう、影丸穣也
1971年 侍ジャイアンツ 作画:井上コオ
1973年 愛と誠 作画:ながやす巧
1976年 ゴッド・アーム 作画:桑田次郎
1976年 新巨人の星 作画:川崎のぼる
1978年 青春山脈 作画:かざま鋭二
その他多数
彼が引用と称して語った言葉は事実と異なるようだが。刷り込まれてしまい、彼の言葉の方が重く強く記憶に残っている。
坂本龍馬「どんなときでも坂道を登っていく。男が死ぬときは、例えそこがドブの中であろうと前のめりに死んでいたい」
調べてみたところ、竜馬がこんなことを言ったという記録は見つからない。でも私は、今も竜馬はそう言ったのだと思っている。
彼は傷害事件や監禁事件、暴行未遂事件と世間を騒がせもしたが、大した人だった。
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