top of page

冷却期間

  • 執筆者の写真: Napple
    Napple
  • 2024年12月13日
  • 読了時間: 1分

更新日:2024年12月15日

2024/12/13

 テレビが壊れたことで、いつもとは違う出来事がいくつか起こった。そのまま年末の大掃除に流れ込んでいく。あれほど熱心に書き綴っていた物語が、気づけばずいぶんと放置されたままだ。熱のこもったそれらに、いつの間にか邪魔が入り込んだ形だ。大掃除が一段落したところで、書きかけていた物語を読み返してみると、最近書いているものほど、自分の心の中の大切な断片に近づいているきがする。そして描きかけのあれこれとも、どこかで繋がっている。不可抗力としてやってきたあの中断は、私にとって冷却期間を与えるための必然だったような気がしてきた。

最新記事

すべて表示
古い本の匂い

2025/4/25 古い本の匂いというのは、なぜか私にとって、おじいさんやおじさんの匂いに近い。 少しおっさん臭とでもいうような、あの独特な香りが、本のページから立ち上がってくるような気がする。 不思議なことに、その感覚ははっきりしているのに、何がその原因なのかは思い出せな...

 
 
 

Comentaris


bottom of page