2023/5/2
CANDY HOUSEのスマートロックSESAME4を使ってみた。あまりに簡単なのに驚いた。
設定方法
その1:取り付け
ドアに取り付けた時にスムースにサムターンが回るよう位置を確認する。
位置をアジャスターで調整する。
電池をセットする。
両面テープを剥がしSESAME4をドアに軽く貼り付ける。
手動で開錠・施錠できることを確認する。
しばらく押し付けしっかり固定する。
その2:設定
iPhoneに「セサミ、ひらけごま!」をインストール。
アプリを起動してSESAME4に近づける。
デバイスを登録。
鍵の開錠・施錠状態を記憶。
アプリで施錠・解錠をする。
10秒後にオートロックするよう設定し、動作を確認する。
以上で完了である。確認するのに時間がかかったが、実作業は数分だった。
出来るようになったこと
iPhoneとAppleWatchで解錠・施錠ができる。
Bluetooth接続されるためWi-Fi接続しなくても利用できる。
オートロックが出来る。
鍵の解錠・施錠ログが取れる。
QRコードで鍵のシェアができる。
ログイン不要。
スマホがBluetoothでセサミと繋がると手ぶら解錠ができる。
注意すべきこと
オートロック設定はしなくてもいいが、設定しておけば鍵の閉め忘れがなくなる。今まで出かけた時など、鍵の閉め忘れが気になり確認のために戻ることもしばしだったが、これからは不要になった。ただし、オートロック機能を有効にした状態でiPhoneもAppleWatchも鍵も持たずに家を出て扉を閉めると10秒後に家に入れなくなる。ホテルでオートロックの部屋から締め出されたようなものだが、我が家にフロントはない。また、外出中にSESAME4の電池が切れるとiPhoneとAppleWatchがあっても鍵を持っていなければ家に入れなくなる。スマートロックは便利だが不安要素を増やしたかもしれない。
製品について補足
別売りのWiFiモジュール利用で遠く離れた場所からも管理可能。
99%の鍵に対応可能。
誰かがドアを開閉した際はスマホに通知。
500日の電池寿命。電池残量が少なくなるとスマートフォンに通知。
追記その1
Nature Remo mini 2の導入でスマートホームが一挙に進み、鍵もコントロールしたいとスマートロックを探した。情報はたくさんあるもののせっかく導入しても我が家の鍵に合わなければ使えない。製品のサイズや取り付け情報を確認したが、我が家はスマートロックを取り付けるにはフラットな面が不足しているように思えた。
昨年末、結局よくわからないまま購入してしまった。届いたものは案の定うまく付けられそうにないように思え、ちょっと試してあきらめてしまった。最近どうも諦めが早い。実際は本当に諦めたわけではなく、急いでいるわけでもないのでそのうちなんとかなるだろうと置いておいたというのが正しい。
同時期に購入して行き詰まっていたNature Remo E lite(電気の使用量モニタ)が使えるようになったことで、気を取り直してSESAME4の取り付けに再チャレンジ。90度向きを回転するとすんなり取り付けられることに気がついた。アジャスト機能が用意されていたがそのままの状態でドアに取り付けることができた。
iPhoneを持っていれば自動で解錠できる手ぶら解錠は魅力的だが、iPhoneの置き場所次第で自宅にいて施錠しておきたいのに開錠されてしまったり、帰宅した時にどのくらい近づいたら開錠されるかよくわからない。しばらく利用して、具合が飲み込めてきたら、どのくらい近づけば解錠されるかなど実験して利用することにする。
AppleのHomeKitによるコントロールを考えていた。音声コントロールで「ひらけごま」というと開くのはとても魅力的だ。しかしよその人が来てこの呪文を唱えないとは限らない。SESAME4はWi-Fi接続しなくてもBluetoothで利用できる。またWi-Fiユニットを追加すればHomeKitも利用できそうだが、セキュリティに問題がないとわかるまでiPhoneとAppleWatchで直接制御することにする。
しばらくは、鍵の開け閉めをするたびにドキドキする。
追記その2 締め出しを食う
2023/5/5
スマートロックを設置して3日目、早速締め出しを食った。鍵を持たずに犬の散歩に出かけ帰ってくると鍵が開かない。AppleWatchに電池切れのサインが出ている。電池は500日持つはずなのだがどうしようもなかった。母に気いてもらおうとしたがうまくいかず玄関でウロウロ。だめもとでAppleWatchを再起動すると操作できるようになった。
2023/5/21
AppleWatchに電池切れのサインが表示されるのは毎回みたい。アプリを起動してタップすると再接続され、電池も100%表示に変わり解錠もできるようになるようだ。
追記その3 「手ぶら解錠」
2023/5/5
セサミの「手ぶら解錠」の仕組みはスマホのGPS情報を利用している。アプリで設定した範囲から外に出て再度設定の内側に入ると「手ぶら解錠」が発動。玄関の前まで行きスマホがBluetoothでセサミと繋がると解錠する。
家の中で誤って解錠されることを危惧したが、設定円から出なければ発動しない。GPS情報が揺らいで不安定な場合は、アプリで設定する範囲を広めにとることで解決できる。また「手ぶら解錠」を使用中はバックグラウンドからセサミアプリを終了させないよう注意があることから、設定範囲を出て再び入るという状態検出はスマホのアプリが行っている。
実験
設定画面を開く。
GPS情報を確認。
外に出ない程度の円を設定。
手ぶら解錠をオン。
スマホを持って家を出る。
オートロックが掛かる。
設定円の外に出た通知が来た。
戻ると手ぶら解錠通知が来た。
玄関前で自動的に解錠。
これなら使えると思うが、GPS情報の揺らぎがいつも同じとは限らないから、もっと大きめに設定すべきだろう。いずれにしても、接続不良などで解鍵できないこともあるから、玄関を出るときは必ず鍵を持って出る必要がある。
2023/7/3
オートロック解除
二度目の締め出しを食った。ちょっと庭に出たのだがAppleWatchもiPhoneも鍵も持っていなかったため、どうしようもなくなった。窓を叩いたりしたが母には聞こえない。ようやく母が窓の外に立っている私を見つけて鍵を開けてくれた。オートロックは閉め忘れには良いが、いつか本当に締め出しをくってしまいそうだ。スマートキーを設置して2ヶ月、オートロックは解除することにした。
2023/5/2
照明をHomeKitでコントロールしたいのだが・・・
HomeKit対応の電球に置き換える。:大元のスイッチがOFFになっているとHomeKitではONにできない。
HomeKit対応のスイッチロボットを利用する。:押し込みスイッチは見つかるが、シーソースイッチに対応したものが見当たらない。
HomeKit対応のスイッチに置き換える。:中性線の問題と設置に電気技術士の資格が必要。
結局まだ良い方法が見つからない。