2020/12/10
HomeKitを利用してみたいのだがAppleのホームページにはカメラ、電球、温度計、スイッチのごくわずかなものしか載っていない。温度、湿度、気圧が確認できるウェザーステーションが面白そうだが、耐久性や精度に難があるみたい。Appleのサイトには載っていないが、NetatmoのウェザーステーションがHomeKitに対応していた。こちらは室内外の温度、湿度、気圧、騒音、二酸化炭素濃度が測定でき、風速計や雨量計を繋ぐこともできる。数年前から友人が利用している機材に違いない。
現在は日本の正規代理店がサポートを終了しているため、海外の並行輸入品を入手することになる。取説に日本語の記載はなく、電源アダプターも丸2ピンのプラグタイプEだった。input:100-240v~50-60Hzなので、変換プラグを別途用意することになった。
ウエザーメーターのモジュール構成
屋内モジュール 温湿度、気圧、二酸化炭素、騒音
屋外モジュール 温湿度、気圧
追加 屋内用モジュール 温湿度、二酸化炭素、騒音
追加 風力計モジュール 風速計、風向計
追加 雨量計モジュール 雨量計
基本セット:NETATMO(ネタトモ) ウェザーステーション
屋内モジュール
屋外モジュール
Netatmo ウェザーステーションは屋内・屋外設置用の2つのモジュールで構成される。モジュールはアルミニウム削出し耐紫外線素材を採用。耐久性も高く屋外に安心して設置できる。
屋内モジュールは、室温、湿度、気圧のほかにCO2濃度や騒音性を測定。
屋外モジュールは、気温、湿度を測定。アプリケーションでは紫外線量や日照時間を含めた1週間の詳細な天気予報も参照でき、屋外環境が外出やジョギングなどの運動に適しているか参考できる。
Netatmo ウェザーステーションの屋内用モジュールのトップ部分にはタッチセンサーがあり、触れるとモジュールに搭載されたLEDランプがリアルタイムの空気質を3段階の色で表示する。また、アプリケーションから設定することで、CO2濃度が健康に良くない数値に達した場合はiPhoneやスマートフォンにプッシュ通知できる。
追加モジュール
NETATMO 追加 屋内用モジュール
NETATMO 追加 風力計モジュール
NETATMO 追加 雨量計モジュール
Netatmo ウェザーステーション 屋内用追加モジュールは、リビングやベッドルームの各部屋に設置することで、Netatmo ウェザーステーションと連動して気温や湿度、CO2濃度などの空気質を測定することができる。
アルミニウム削出し耐紫外線素材を採用
ワイヤレスで空気質の測定データを転送
最大3つの追加モジュールをステーションに同期可能
単4形乾電池 (4本)
本体サイズ: 約105(H)×45(W)×45(D)mm
重さ: 約180g
気温: 計測可能範囲: 0°C ~ 50°C (精度:± 0.3°C)
湿度: 計測可能範囲: 0 ~ 100% (精度:± 3%)
CO2: 計測可能範囲: 0 ~ 5000ppm (精度:± 50ppmまたは± 5%)
ワイヤレス仕様: Wi-Fi 802.11 b/g/n 互換 (2.4GHz)
セキュリティ: Open/WEP/WPA/WPA2-personal (TKIPおよびAES)
NETATMO ウェザーステーション用 追加 風力計モジュールは超音波で風を測るため機械式風力計より高い精度で計測可能。 スマートフォンにアラートを送信、アプリのグラフで履歴が参照可能。
Netatmo ウェザーステーション用 Rain Gauge 追加雨量計モジュール NET-OT-000006は、降雨量を測定できる追加モジュール。
屋外に設置することで、継続的かつリアルタイムの降雨量を測定し、スマートフォンのアプリケーションで測定データを閲覧。
降雨量や1日の総雨量など、測定したデータはワイヤレスで親機に転送される。
スマートフォンのアプリと連動して、雨の降り始めをプッシュ通知する。
本体の底面には三脚用ネジ穴があり、市販の三脚、ポールや手すりに巻きつけられる特殊な三脚などを使って、シーンに合った様々な設置方法に対応。
耐紫外線加工を施した素材を採用。直射日光への耐久性が高いため、屋外でも本体の劣化を防ぐ。
正確なデータを得るため、雨量計は地上から50cm〜150cmの高さ、周囲の障害物から約3m離した場所への設置を推奨。
降雪量は測定できない。
単4形乾電池 (2本)
本体サイズ: 約110(H)×130(W)×130(D)mm
重さ: 約207g
センサー: 転倒ます(雨量の標準的な測定方式)
計測可能範囲: 0.2 mm/h 〜 150 mm/h
iPadのアプリ画面
Webの画面
電池の寿命はおおよそ1年、Web画面で電池残量の確認ができ、残量が低下するとメールで通知が来る。
2020/12/10 測定開始
2022/8/20 電池交換
2023/3/28 電池交換
2024/4/20 電池交換(風速計・追加室内モジュール)
1階はCO2が貯まることはないが、ロフトはすぐに警告値を超すほどC02が貯まることがわかった。ロフトで作業していると眠くなることが多いのはこのせいだ。
追記:測定器あれこれ
2018/8/2利用開始
体重計、血圧計、体温計いずれもBluetoothでiPhoneと繋がり、毎朝起きた時に素っ裸になって記録を取っている。
アプリ画面
2019/10/6〜2019/12/1 利用開始
おうちカフェで使用している計測器。左から放射温度計、糖度計、光度計、PH計、TDS計、ドリップスケール。ドリップスケールはアカイアのようにスマートフォンと繋がらないが、重さと時間を図るにはちょうど良い。TDS(Total Dissolved Solid)は「総溶解固形分」のことで、水に溶け込んだ物質を濃度で表す。「濃度」と「収率」を測ることで珈琲の味わいを調整できるらしい。水に溶けている何かの量を測る方法は大雑把に2通りある。一つが、水に入った光が濃度によって曲がり方が違うことを応用した「屈折式」でBRIX、糖度計がこれである。溶けている糖の量を示すが、糖以外のものが溶けている場合も糖として換算される。もう一つは水に何かが混じっていると電気の通りが良くなることを応用した「電気式」でTDS計がこれである。いずれも溶けているものの量を測ることが目的の測定器だが、何が溶けているかはわからない。
BluetoothでiPhoneと繋がる計測器は、使ってみるとこれほど便利なものはなく。測定するだけでデータがアプリを介して自動的に蓄積されてゆく。HomeKitで利用できるものはさらに、さまざまなコントロールにトリガーとして利用できる。ホームオートメーションの幕開けか?
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