2024/11/29
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AIとの創作
新たな発想が次々と湧き上がる一方、選びきれない案が積み重なり、次第に全体を見失う。目の前に広がるのは宝の山のはずだが、無限に生成できる贅沢さが、その価値を曖昧にしてしまう。さらに、無料の範囲で利用していると、途中で制限される。数時間も待てば再開できるのだが、調子に乗っている最中に止まるのは実に興ざめだ。
鳥の人
学生時代の未完の物語「鳥の人」を、AIを頼りに再構築した。断片をつなぎ、新たな展開を試みたものの、修正を重ねるうちに別の話へと変貌してしまった。AIは道具にすぎない。最終的に意味を与えるのは自分自身であり、その試行錯誤こそが創作なのだろう。
いつものこと
「いいものができた」そう思える瞬間がある。けれども、しばらく置いて読み返すと、驚くほどつまらなく感じられる。独りよがりで、どこか陳腐だ。前もそうだったと思いながら、ずいぶん前に書いたものを読み返す。するとどうだろう、あれ、これ面白いな。結構いけてるかもしれない。そんなことを思う。なんともはやである。
やはり、「禁断の果実」をかじってしまったようだ。
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