2024/12/15
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日記をたぐると、忘れていた日々が甦る。そこにはうまくいかなかった頃の記憶が並び、辛い出来事ばかりが続いている。正直、読み返す気にはなれない。
最近、物語を紡ぎながら、私は夢のような生活を描いている。現実とは正反対の、理想の世界だ。そのことすら、いつしか意識しなくなっていた。気がつけば、私は過去に蓋をしてしまっていたのだ。そして物語を紡ぐことで、現実にはできなかったことを叶えようとしている。そうした一面があることを、私は否定できない。
ただ、私は自分の黒歴史に蓋をしていたけれど。そろそろ見つめ直すことができるのではないかと思ったのだ。そうした気持ちが物語を紡がせている原動力でもあるようだ。
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