2019年9月17日
オートグラフMINIとパラゴンMINIを鳴らすのに中華アンプを試した。中華アンプは数千円という価格帯だが、高級アンプに負けない高音質だというのだ。そんはずないやろと半信半疑で試してみると、ほんまやええ音するやん。その理由は世界的にも評判が高いチップが安く利用できるためらしい。
低コストでかつ高出力が可能
デジタル方式なのでノイズが少なくクリアな音質
アナログ回路とは異なり入力はそのまま増幅されるのでフラットな音(味付けがない)
小型、軽量で省電力
アンプが使用しているチップに関する情報がないため定かではないが、『Tripath製 TA2024』『STマイクロエレクトロニクス製 TDA7498』あたりが使われていると思われる。
使用機材
Bluetoothアンプ
Bland:ELEGIANT
Model:F900S
Power:50W+50W
中華アンプの驚愕的なコストパフォーマンスに驚く。そして小さい。スピーカーケーブルと電源アダプターを接続する端子分のスペースに、でかいボリュームがついているだけ。逆の面に電源スイッチとUSB端子とAUX端子がある。とてもシンプルだ。スピーカーを繋いで電源を入れるとBluetoothモードで立ち上がる。iPhoneにBluetooth接続してAppleMusicをスタートさせるとすぐに音楽が流れ出す。値段からは想像できないレベルの音がする。
スピーカーセレクター
Bland:LUXMAN
Model:AS-5III SPEAKER SELECTOR
W:240xD:95xH:65mm 750g
真空管アンプと繋いでJBL4312M、オートグラフMINI、パラゴンMINIを切り替えることもありかなと用意した。1入力に対して4つのスピーカーを切り替えることができる。アンプより高いが、流石にラックスマンである。しっかりしていて安心感がある。今回は中華アンプとオートグラフMINI、パラゴンMINIの間に噛ませる。
スピーカーケーブル
Bland:AmazonBasics
Model:Amazonベーシック スピーカーケーブル 16ゲージ
15.2m
スピーカーとセレクターの間:1m、セレクターとアンプの間:3mとして10mのスピーカーケーブルを用意するため、以前購入したBELDENのスピーカーケーブルはとても良かったが、アンプのコストパフォーマンスに合わせてこちらを選んだ。
筐体が大きく内部構造もしっかり作られたオートグラフMINIは小さなパラゴンMINIより格段に音が良い。アンプは安くても、繋ぐスピーカーが良いに越したことはない。出力50wと高出力なので、大抵のスピーカーがドライブできそうだ。今まで、あーでもない、こーでもないと、頭を絞った、真空管アンプ・サラウンド・昔のオーディオ・HomePodに比べると、中華アンプは桁違いの安さで、いい音を聞かせてくれる。アンプはでかくて重いほど良い音がすると思っていたから、あいた口が塞がらない。
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