初めてのMartin
- Napple

- 5 日前
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更新日:4 日前
2026/8/25
高校生のころ「マーチン」に憧れた。ギターといえば、マーチンかギブソン。エレキギターならフェンダーであったが、いずれも高校生のポケットマネーなどで到底買える代物ではない。結局手にいれたのは「フレッシャー」のギターであった。初めてアルバイトをして買ったものである。そのアルバイトというのはゴルフ場のキャディーであった。当時は今日のように手軽なバイトの斡旋所などあるはずもなく、いったいどういう経路でその仕事を見つけてきたのか、いまとなってはとんと思い出せない。ただ、気にかかる先輩が同じところでバイトをしていて、顔を合わせるたびに胸を躍らせたことだけは覚えている。あれ以来ゴルフという遊びにはさっぱり縁がないままであるが、あれはあれで、なかなか悪くない経験であった。
それからずいぶんと長い年月が過ぎて「リトル・マーチン LX1」という小ぶりなギターに目をとめた。標準的な大きさの五分の四ほどの楽器である。いまの自分が部屋で抱えるには、その小ぶりな仕構えも、値の張り具合も、ちょうどよい塩梅に思われた。一ヶ月ほど迷った末にポチった。これから私がこの弦をどれほどつまびくことになるのか、それは自分でもよくわからない。だが、ふたたびギターを身近に置いて暮らせるのだと思うと、ただそれだけで、なんとなく心が弾むような心地がする。

リトル・マーチン LX1はピックガードが貼られていない。



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