2025/2/20

リコーダーは木管楽器の一つで、中世からルネサンスにかけてヨーロッパで発達した。音色は明るく澄み、どこか人の声に似ている。
小学生のころはソプラノリコーダー、高校ではアルトリコーダーを習った。ただ、そのころは「リコーダー」とは呼ばず、「スペリオパイプ」と言っていた。これは昭和二十九年、日本管楽器製造株式会社(いまのヤマハ)が発売したプラスチック製リコーダーの商品名に由来するらしい。「Superior Pipe(優れた笛)」の意だという。学校教育に取り入れられたことで、その名が広まったが、いつのまにか聞かなくなった。
ランドセルから、潜望鏡のようにリコーダーを突き出させ、歩きながら吹いたりした。大勢でピーピー吹く音がやかましく、テストでは指が震えて散々だった。あまりいい思い出ではない。ところが今、ふと手に取ってみると、不思議と愛着が湧く。なかなか、いい楽器ではないかと思う。
そういえば、学生時代に読んだ物語や詩も、当時は面倒だったのに、大人になったいま読むと味わい深いものが多い。なぜ、あのころはその良さがわからなかったのだろう。そんなことを考えながら、リコーダーをそっと吹いてみる。
2025219ソプラノリコーダー
2025−19アルトリコーダー
2025/3/7
先輩から以下のコメントがあった。
「ソプラノとアルトでは運指が違ってたような記憶がありますがどうでした?(楽譜上のドの指がソプラノとアルトでは違う)」
調べた結果
「はい、その記憶は正しいです。ソプラノリコーダーとアルトリコーダーでは、楽譜上の「ド」の運指が異なります。
1.ソプラノリコーダー(C管)
中央の「ド」(C):すべての指をふさぐ(01234567)
音域がC(ド)から始まるため、C管と呼ばれる
2.アルトリコーダー(F管)
楽譜上の「ド」(C):上から3つの穴を開ける(012を開放)
音域がF(ファ)から始まるため、F管と呼ばれる
つまり、同じ楽譜をソプラノとアルトで吹くと、違う音が出るんです。
このため、アルトリコーダーを演奏するときは、ソプラノと違う運指を覚える必要がありました。
(また、アルトリコーダーは音が低いため、ソプラノよりも息の使い方が違っていましたね。)
昔、アルトリコーダーに切り替わったとき、指がこんがらがった記憶はありませんか?」
と回答したものの、すっかりそんなこと忘れていたのであった。