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初めてのメトロノーム

執筆者の写真: NappleNapple

更新日:3月14日

2025/2/20



 メトロノームは、一定の間隔で音を刻み、音楽の練習やリズム感を鍛えるための道具だ。音楽の授業で三角形のそれが登場したことがあったが、ほとんど使った記憶がない。私も以前、小さくて四角い、なかなか素敵なメトロノームを見つけて購入したものの、一度も使わずにしまいこんでいた。久しぶりに取り出して動かしてみると、長年放っておいたせいか、どうも一定のリズムを刻めなくなっている。申し訳ないような、妙な気持ちになった。


 メトロノームの歴史をたどると、1815年にメルツェルが特許を取るより前から、機械的なテンポ装置はすでにあったらしい。ベートーヴェンは、楽譜に「M.M.(メルツェル・メトロノーム)」の指示を書き込んだ最初の作曲家として知られている。しかし、一部の音楽家は「メトロノームに頼りすぎると、音楽本来の揺らぎ(ルバート)が失われる」と指摘していて、なるほどと思わせる。


 メトロノームの話題というのも妙なもので、「猫がその動きをじっと見つめ、前足で止めようとする」とか、「何台かを板の上に並べておくと、振動で次第に動きがそろってくる」とか、そういう話がまことしやかに語られる。元は音楽のための道具なのだが、どうも別の方面で面白がられることのほうが多いようだ。


2025219メトロノーム


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