top of page
検索
執筆者の写真Napple

初めてのADC

更新日:2018年7月15日

2018年5月25日


カセット音源をDS-DAC-10RとAudioGateでデジタルデータとして読み込みを行なった。カセットテープの音声をMacへ取り込む方法としては、カセットデッキなどのヘッドホン端子とMacのライン入力を繋いで、GarageBandなどで取り込む方法がある。しかしiMac Mid2011にはオーディオ入力端子が付いているので可能なのだが動作が遅く。2017製iMacにはもうオーディオ入力端子は付いていない。そこでADCが欲しいと思っていたのだ。

機材

  • Technics RS-B60(カセットデッキ)

  • KORG DS-DAC-10R(1bitDSDネイ ティブ再生/録音対応USB-DAC/ADC)

  • KORG AudioGate4(1bitオーディオ対応オーディ オ・プレーヤー/レコーダー&フォーマット変換アプリケーション)

設定

  • RS-B-60出力とDS-DAC-10R入力をRCAケーブルで接続

  • AudioGateの録音設定出力先フォルダーを書類フォルダへ設定

  • PCM録音量子化ビット数を24bitに設定

  • 入力種類をLineに設定

  • AudioGateのInput Monitorをクリップ・インジケーターが点灯しないようレベル設定

  • デッキを再生しAudioGateの録音を開始する

録音ソース

  • 高校時代の友人とのレコーディング。小椋佳、井上陽水、吉田拓郎、泉谷しげる、かぐや姫をギター、ベース、ハーモニカを弾きながらミキサーを使って録音した。初めて弾き語り録音をした歴史的なテープ。語りを入れながら、目で合図を送ってタイミングを計り演奏を開始したり、ミキーサー操作をして音を飛ばしたりした。

  • 大学時代の友人とのレコーディング。ビートルズ、サイモンとガーファンクル、アリスを録音、ドラムスが加わった。無人島でのコンサートの練習だ。てんでバラバラで聞くに耐えないが、当時の雰囲気を思い出す貴重な記録。

  • 大学時代の一夜の記録。下宿の友人3名で歌や自作の小説の朗読をしたもの。もう一つは友人の彼女を迎え話や歌と朗読をしたもの。

しばらくカセットテープを再生する環境を失っていたが、父のオーディオを受け継いだおかげで、再び再生することができるようになった。そうなると今度はデジタルデータにして、いつでも気軽に聞けるようにしたいものだと思った。KORG DS-DAC-10Rを手に入れたことでようやく、それも叶ったのだが。いざいつでも聞けるようになると、なんとも照れ臭い内容なので、そんなに聞くこともなさそうである。一緒に録音した友人にはぜひ聞かせてあげたい。


雑感

ようやく取り込むことができたアナログデータ、一旦環境が整えば、機械的にテープを再生して、デジタルデータへ変換して取り込むだけ。いたってシンプルだ。アナログデータの再生はリアルタイムが必要なので、取り込むためには数時間を必要とする。デジタルデータのようにはいかない。しかし、一旦デジタルデータとなってしまえば、手軽にコピーや編集が行えるようになる。気のせいかノイズが少なくなり音質がクリアーになった気がする。もっとたくさん取り込みたい音源があったように思うけれど、そんなにはなかった。肉声の記録というものはあまり録らなかったのだなあ。


閲覧数:210回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page