top of page
検索
執筆者の写真Napple

初めての2トラ38

更新日:2018年6月8日

1993年3月23日


大学時代に物書きをする時よく訪れた、駅前第一ビルの地階にあった紅茶専門店”茶の木”はオープンリールデッキでBGMを流していた。何往復したかで滞在時間を測ったりした。そのビルにはローランドのショールームがあり、何度もシンセサイザーを触りに行ったが、ちゃんと音は出せなかった。この出会いが、その後の人生につながった。家を建てると、高校時代の友人が学生時代に愛用していた2トラック、テープ速度38cmのオープンリールデッキを譲ってくれた。ツートラサンパチである。大きなVUメータ、ゆっくり回る金属製のリール、リレー式のスイッチの感触、メカニカルなテープ・テンション機構。その存在感は圧倒的だ。念願の会社に入り念願のシンセサイザーも手に入れた。シンセサイザーとデッキがあれば冨田勲になれるような気がした。


TEAC A-6100

  • トラック形式 2トラック・2チャンネル・ステレオ方式

  • ヘッド 4ヘッド

  • リール 26形、17形

  • テープ速度 38cm、19cm

  • モーター 3モーター

  • キャプスタン用:2速度ヒステリシスシンクロナスモーター

  • リール用:エディカレントインダクションモーター

  • ワウ・フラッター 19cm:0.06%

  • 38cm:0.04%

  • 周波数特性 38cm:25Hz〜28kHz

  • SN比 60dB

  • 歪率(規準レベル) 1%

  • ステレオチャンネルセパレーション 50dB(1kHz)

  • 入力 Mic:0.25mV/-72dB(600Ω以上)

  • Line:0.1V/50kΩ

  • 出力 Line:0.3V/10kΩ以上

  • Headphone:8Ω

  • 外形寸法 幅440×高さ520×奥行210mm

  • 重量 22kg



閲覧数:185回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Commenti


bottom of page