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執筆者の写真Napple

初めてのJBL

1990年11月19日


昔からホーンの形状に惹かれた。古くは蓄音機の朝顔ラッパ、一時代セルラホーンが流行った頃、アルティックは木製エンクロージャーの上に鋳物でできた大きなセルラホーンを剥き出しに取り付けていた。剥き出しのユニットは色気がある。この頃オーディオの絵を描くと必ずセルラホーンを描いた。分解したテレビやラジオのスピーカーユニットに色を塗って飾った。朝顔ラッパや、セルラホーンなど手の届かないスピーカーは紙で作った。4425を選んだのはこのバイラジアルホーンが気に入ったからだった。水平、垂直ともに100°の広指向特性を持ち、明解な音像定位とともに、豊かな音場感を再現する2ウェイスタジオ・モニターだ。手放す頃ウーハーのダンパーがボロボロになっていた。今のスピーカーはウレタンダンパーを使っていないのでボロボロにはならないらしい。確かにボロボロになるようでは、ユーザーも嬉しくない。今更だが4425はブックシェルフだそうだ、フロア型かと思っていた。このサイズあたりフロア型とブックシェルフ型の区別がはっきりしない。


JBL 4425

  • 方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型

  • 使用ユニット 低域用:30cmコーン型(2214H)

  • 高域用:ホーン型(2416H+2342)

  • 周波数特性 40Hz〜16kHz

  • インピーダンス 8Ω

  • 出力音圧レベル 91dB/W/m

  • 許容入力 200W(連続プログラム)

  • クロスオーバー周波数 1.2kHz

  • 外形寸法 幅406×高さ635×奥行375mm



高校生の時にマルディロ氏の絵に刺激されて描いた絵をモチーフに最近着色をした作品。イメージの中のリスニングルーム。むき出しのセルラホーンやウーハーに囲まれている。


2018年3月12日


JBL4312MIIBKがやって来た。



JBL 4312MIIBK

  • 形式 3ウェイ・ブックシェルフ型

  • LF133mm径ピュアバルブ・ホワイトコーン・ウーファー

  • HF50mm径ピュアバルブコーン・ミッドレンジ

  • UHF19mm径テンパード・ピュアチタン・ドーム・ツィーター

  • インピーダンス 6Ω

  • 許容入力 75W

  • 出力音圧レベル 90dB(2.83V/1m)

  • 周波数特性 55Hz ~ 50kHz(−6dB)

  • クロスオーバー周波数 7kHz / 12kHz

  • 寸法 181×300×180mm

  • 重量 4.0kg

  • 防磁対応

管楽器の低音が心地よいウーファー。透明感のあるツィーター。音のバランスが良いミッドレンジ。小さいけれどメリハリのしっかりした音を聞かせてくれる。鳴きのトランペット、歌うサックス、囁くクラリネットを聞いてほしい。楽器が飛び出して来るようだ。クラッシックを聴くときは少し音量を上げるといいだろう。音像が立ち上がって来る。身近に置いて長時間音に浸ることのできるスピーカーだ。


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