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執筆者の写真Napple

初めてのプロフィール

1989年1月1日


SONYのプロフィールPro。キューブ形状と、キャスター付きのスタンドはかっこよかった。当時ブラウン管式のモニターとしては最大級のサイズだった。NHKの人が、プロフィールを見て「テレビがあるじゃないですか、聴取料を払ってください」と言うので、「これは単なるモニターでテレビは見れないんです」とお断りするのが密かな快感だった。チューナーがついていない単なるモニターとしては破格の値段である。2度修理をしたが、長らく我が家のモニターを務めてくれた。最初はレーザーディスクを見るためのモニターだった。初めて手に入れたのはフリッツ・ラングの「メトロポリス」だった。その後、未来少年コナンや、ジブリ映画、スターウオーズ、七人の侍、ゴジラファンタジーなどを飽きずに繰り返し見た。



SONY KX-27HV1S

  • ブラウン管:27型ファインブラックトリニトロン管(PFG採用)

  • ビデオ入出力:入力4系統4端子(入力1はマルチ入力端子、入力4はS端子と切替使用可)、出力1端子

  • RGB入力:アナログRGBマルチ21ピン、デジタルRGB8ピン角型

  • コントロールS:入力1端子、出力1端子

  • スピーカー端子:インピーダンス8~16Ω、低音増強付

  • 音声実用最大出力:30W(15W+15W、EIAJ/8Ω)


プロフィールと同時に購入したレーザーディスクプレーヤーは当時最高級の製品だったと思うが、今調べるとろくに情報が出てこない、SONYの昔の製品情報をネットで見つけることができないのはなぜだろう。ゴムベルトが切れ何度か修理に出したが、そのうち自分で分解してパーツ交換するようになり。最後にはゴムベルトの代わりに輪ゴムで修理した。ディスクが安定するまでの回転音がとてもうるさく、ディスクを入れてから見れるようになるまで時間がかかった。SONYの製品は壊れやすいというのを身を以て体験するのだが、ソニーの性能とデザインに心酔していたために、どんなに壊れやすくても、またソニー製品を買ってしまうのだった。


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