1986年1月1日
寮にいた頃、お隣さんが、「欲しいと言っていたので買って来た」と持って来てくれた。面食らったが、お隣さんに代金を支払い受け取った。大学生の頃CDが登場したが、学生には手が出せない高額商品だった。社会人になってついに手に入れることができたのだ。ところが学生時代に手に入れたオーディオは、手放していて、手元にはYAMAHAのYESアンサンブルシステムという。ミキサーアンプとスピーカーだけだったので。長らくミキサーでCDを聞いた。昔持っていたレコードを置き換えるようにCDを購入したため、聞いたことがある曲ばかりを繰り返し聴き続けることになった。仕事が忙しかったのだろう、新しい曲を聴く暇や、アンテナを伸ばす余力がなかったのだ。私のデジタルオーディオの始まりだった。
SONY CDP-553ESD
型式 コンパクト・ディスク・デジタルオーディオシステム
読取り方式 非接触光学読取り(半導体レーザー使用)
レーザー GaAlAsダブルヘテロダイオード
回転数 500〜200rpm(CLV)
演奏速度 1.2m/s〜1.4m/s(一定)
エラー訂正方式 ソニースーパーストラテジー
チャンネル数 2チャンネル
複合化 16ビット直線
周波数特性 2Hz〜20kHz ±0.3dB
高調波歪率 0.0025％以下
ダイナミックレンジ 96dB以上
ワウ・フラッター 測定限界以下
出力レベル 2Vrms(MSB、FIXED)
ヘッドホン出力レベル 28mW(32Ω、MSB)
デジタル出力レベル 0.5Vp-p
消費電力 15W
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